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6月, 2012の投稿を表示しています

人間ドッグ

  先週、日赤で人間ドッグを受けた。 検査の待ち時間で新聞を読んでいたら、 いきなり「今日は!」と同年代と思われる男性が隣に座ってきた。 あまりにも自然な形で座ってきたので知ってる人かと顔を見たが思い当たらない。 彼は受診服ではなくて私服だったので 「今日はここへは何だったんですか?」と聞いてみた。 「ペースメーカーの状態を見せに来たっです、大牟田から。ここから呼ばれたもんで」 「ペースメーカー?心臓の?」 「昭和 63 年から付けとるけん、もう 24 年になります。いっちょん普段と変わりまっせん」 「失礼ですが、おいくつですか?」 「 83 です」 「えっ! 83 歳!お若く見えますね。私と同年代かと思ってました」 彼が呼ばれるまで会話は続いたが、頭髪もしっかりしていたし背筋もしゃんとしていた。 これほどのハンデを抱えながらこの人は 83 歳の人生を送っている。 ~勇気をもらったね 65 歳。

ショッピング

  土曜日、家内の体調が悪いので代わりに買物に出かけた。 言われたものをメモしたら 15 項目あって 菊陽バイパスのハンズマンと光の森ゆめタウンに行けば何とかなると見当をつけて出かけた。 ハンズマンは何度も行ったが置いてあるアイテム数が多くてどこに何があるかわからない。 なのでいつも品物を探すより従業員を探して聞くことにしている。 同じ階だと「こっちです」と言って連れて行ってくれるから確実である。 3階あるが全部のフロアーを回って目的を達した。 同じ品物をつかんでどっちがいいかと品定めする必要がなく、スムーズに終わった。 だが、ゆめタウンでは違った。 人参ひとつ買うのにかなり精力を使う。 1カ所に数袋置いてありそれが何カ所もあるから、 以前家内につきあって閉口したが、家内とまったく同じ行動を取っている。 いったん買物かごに入れたものを別のセクションで入れ直してわざわざ元のセクションまで置きに行っている。 これが野菜、精肉、卵と続くのである。 都合3時間半かかって帰宅した。 「結構疲れるでしょが」家内からねぎらい風の言葉を頂いたがその夜は8時半に寝た。

水虫

  自衛隊時代に貰った水虫からオサラバしようと近くの友田皮膚科に行った。 右足の親指の爪は盛り上がって紫色に変色している。 もう40年の付き合いで、右足だけだが夏になると指の間から足の裏にかけて皮膚がポツポツと白くふやけてくる。 冬は引っ込んでいるので気にならないが、ただ爪の形がイビツになっていて特に親指がひどい。 今年、前期高齢者になった機会に初めて内服薬での治療をやってみる気になった。 高齢者として清潔なじいさまを目指せとカミさんから事あるごとに言われている。 枯れていくのに水虫だけが元気なのは面白くない。 友田先生は真剣な眼差しで 「うん。やりますか」と言って副作用のパーセンテージを教えてくれたが、 後でネットで調べたらなんと服用が 6 ヶ月間毎日続くのだと書いてある。 28 日分を貰ったので呑み忘れがないように1錠ごと日付を書いて呑み続けた・・・ で明日が 28 日目である。 なので、あさって診察に行く。これがもう5ヶ月続く訳である。 水虫のない生活・・・なんせ 40 年付き合ったんだからこれはやっぱり新生活が始まるんだよ。

大輔散歩

  週末、久しぶりにペキニーズの大輔と「大輔散歩」をした。 お隣のドラッグストアを回ってクリーニング屋さんから歯科クリニックを曲がって帰ってくる。 1 ブロックだけのうんちとおしっこの最低限 10 分ばかりの散歩である。 道ひとつ隔てたブロックはそれぞれ趣向をこらしてある豪華なお宅が続き、 門前でおしっこやうんちをされると気が引けるので朝早いときにしか行かない。 途中すれ違ったジョギング中の中年女性が 「まあ!かわいいわんちゃんですね」と挨拶してくれたので咄嗟にだした返事が 「えっ、かわいいですか」だった。 あとでなんか変だったかなと思い、家内に話したら 「そうよ、なんで『かわいいでしょう!ありがとうございます』ぐらい言えないのよ」と返ってきた。 確かに身内である自分としては可愛いと思っているのだが 他人様から見て、この「鼻ぺしゃ犬」がほんとに可愛く見えているのか これは正直、疑問だと思っているのだ。 ごめんね大輔・・・。