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9月, 2012の投稿を表示しています

九条ねぎ

  土曜の朝、二坪畑にネギを植えた。 先々週に石灰をまいて養生させ、 前日、草場ナーセリーズから買っておいた 60 株の九条ネギを植え付けた。 ネットで見ると 溝を掘りその中に苗を植え込みワラをのせ 成長するにしたがって土寄せをするように書いてあったが ワラもないのでそのまま溝も作らずいきなり 10 センチ間隔で植え込んだ。 苗の長さを揃えて切って植えたのだが、うまく育ってくれるか成り行きを見るしかない。 ワケギは昨年少し植えてなんとか、みそ汁の薬味にはなったが、 堂々としたネギが出来ればすき焼きにしようと思う。 今年は花にしよう と春にテーブルヒマワリやら日日草、かすみ草など気合いを入れて種から育てようとしたが 千日紅が一株だけ花を咲かせただけで後は全滅、 虫に食われたり発芽さえもしなかったりで散々であった。 ・・・で秋はネギ・・・すき焼きの具となるかどうか楽しみである。

愛国心

中国全土で反日を唱える焼き討ち窃盗事件が起きている。 湧き出でる愛国心がそうさせているということだが、 その愛国心を持ちながら、 ひき逃げされた2歳の少女を 18 人もの中国人同胞が見て見ぬふりをした事件はあまりにもショックで記憶に残っている。 ある中国女性の経営者に 「日本で働いていてお国の人たちから何か言われませんか?」 と尋ねたら、 「あの人達は何も決定権がないから気にしないで良い」 との返事が返ってきた。 中国共産党1党独裁のもと自分の意見を言う場が限られ 、 一説によるとネット監視の専従員が3万人以上で5毛党と呼ばれるアルバイト監視員を含めると28万人いるという。 今回の尖閣問題でも、あろう事か最高裁のHPがハックされて尖閣は中国の領土であると書き換えられている。 もはや全世界に愛国心が網羅されているのである。

法事

  週末、家内の実家の法事に行った。 義父と義母、そして義祖母の法事を一緒にやろうと言うことであった。 20 人ほどの親族が集まり、菩提寺の住職の息子さんが副住職として読経に来られた。 29 才とのことだったが、お坊さん特有のだみ声ではなく若い声で細いけれども清涼感があってツヤもある、いいお経であった。 終わった後3分ほどの説教があったが、これがまた良かった。 「 ともらうとは本来は訪れるからきています。 訪れるとは尋ねる、即ち、問いかけるという事であります。 亡くなられた方の生前の生き方、生き様を問いかける・・・ お父様はこういう生き方をしていた、 こんな考え方をしていたよねと偲びながら自分自身の生き方を考えることであります」 初めてこんな話を聞いた。 早速思い浮かべたが、 亡くなった三人とも決して人を傷つけることのない人であった。合掌

ビデオ

 娘たちが自分たちの世界に帰っていった。 プレーヤーに子供の頃撮った 20 数年前のビデオが入ったままになっていた。 三女が見たとのことである。 つけてみると熊本城での花見で三女がまだやっと歩けるかどうかの頃である。 家内は腰骨に三女を乗せ片手で支え、一方の手で重箱の包みを下げて坂道を登っている。 若いし体力があった。自分も若い。 カメラを回しているので声だけだが張りがある。 「なんだかんだ言っても幸せだったよな」 家内に言うと 「このころは、何とかなると思えた時代だったからね」 「今は違うのか」 「今はどうにもならないこともあるじゃない。若い人で頑張っても楽になれないし」 「そうは思いたくないね。夢がないじゃないか」 「あなたはいいの。家計簿つけてるんだから邪魔しないで」 甘酸っぱい想い出に、ふたりして浸りたかったのに・・・ 両方の親達も逝って、ふたりだけが親と呼ばれる存在になったんでしょうが。