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今年1年ありがとうございました。

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時が経つのは早いものでこのコラムも今年最後となりました。 1 年間、つたない文章を読んでいただいてありがとうございました。家内からは「家の中が丸見えじゃないね」と怒られながらも文才の乏しさからついつい家事のこと、書いてしまいました。失礼ばかりの一年でしたが年末年始、事務所は次のとおり、お休みとさせてください。  1 2 月 27 日午後から 新年 1 月 6 日午前中まで お正月休みとさせて頂きます。 午後から業務を開始いたします。  また来年もよろしくお願い致します。

人生初めての体験

今月初め、あるセミナーを受けるため上京した。  セミナーは充実した新しい内容で衝撃も受け、  とても有益であった。  そして、セミナーの後、ついに人生初めての経験をした。  地下鉄に乗っての移動中、満員の人混みでつり革に つかまって  揺られていたとき、年配の婦人が人波を分けて 隣に寄ってきた。  すると前に座っていた若い男性がすっと立って老婦人に 席を譲りドアの方へ  移動していった。  「なるほど」と思っていたら、向かい側に座っていた若い女性が恥ずかしそうに「どうぞ」と言ってこっちに手を伸ばしているではないか。  「わたし?」......そうだよね。  確かに慣れない旅で疲れていたよね。  あなたも前の男性が譲ったのを見て自分もその立場だったと思ったんだよね。  「ありがとう。」   頭 をペコンと下げてキャリーバッグの取っ手をたたんで座らして 貰ったが、  いつもより背中が縮まった気がした。  りっぱな前期高齢者だもん。

新融資制度

今週のメイン記事「経営者保証」に関連して、 県保証協会と南九州税理士会の連携融資制度を ご紹介しておきます。 この制度は 11 月に締結されたもので 上限が 3000 万円最大 5 年の運転資金で 一括返済の「税理士連携特別保証」といわれるものです。 担当税理士が経産省「経営革新等支援機関」の認定を 受けていれば 0.2 %保証料が減額されます。 当社も認定を受けておりますのでご利用ください。 ただこの制度は短期の資本的融資を目的としており その期間は利息だけの負担ですむため、返済時には その資金を全額回収しておかなければなりません。 万一全額用意できなかった場合は長期返済に切り替える という ことも考えられますが、その時の会社の状況によって 引き続き融資を受けられるか、あらためて判断されることに なります。 気を許すとちょっと怖い部分がありますね。 なので、借りる前になぜ借りることになったのか、 原因を追究し改善策をしっかり立てておかないと 意味がないことになります。

寒い夜

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今年も 12 月になった。 これから忙しい季節に入っていくのに、 ちょっとしたハズミで フジオの面倒をみることになった。 お隣の奥様にフジオを抱いているところを見られてしまって 「まずい!」と思ったら 「この猫、可愛いですもんね」 と言って貰った。 「えっ!そうですか、    かわいいですか」と 中途半端な返事をしてしまったが、 認めて貰った反面 「あそこのうちの猫」と決められる恐さが あったからだ。 冬の夜は寒かろうと、事務所にいれるが、 窮屈なゲージの中に閉じこめ、 一夜を過ごさせることが果 たして幸せだろうかと思う 。

フジオ・ゲージ

黒きじ猫事件のあと、外でフジオを飼うと 他ののら猫が集まってくるというので 昼は外に出し夜は事務所内に入れることにした。 ホームセンターで 80 センチ× 40 センチ、高さ 40 センチのゲージ、  それに猫用トイレとフカフカベッドを買い、 昼間は倉庫に置き、退社するとき室内に取り入れて フジオを入れる。 このやり方で、もう一週間になる。 朝、出社するとゲージの中から フジオが「えさ!」と叫ぶ。 「わかった。わかった」 といいながら トイレにウンチしてないかのチェックから始まり 餌やり、ウンチの始末、散らばったトイレ砂の掃除、 ゲージの倉庫への収納まで 15 分から 20 分、 これにフジオを抱き上げてのスキンシップまで入れたら 貴重な朝の時間がどんどん吸い取られていく。 女子スタッフが「フジオは所長が好きなんだ」と言ったが、 早朝、誰もいない事務所で老眼鏡をかけ猫のウンチを割り箸で  つまみだしている男の姿をフジオは分かっているのだろうか。

どうなる

突然、黒きじの子猫があらわれた。    フジオにえさをやっているとき、その匂いを察知したのだろう、 小さな声でニャーと鳴きながらやってきた。   「まずい!」と思いながら、つい抱き上げてしまった。 ふかふかのまるっこい体で抱かれたまま満足そうにのどを鳴らす。   「やはり 2 匹はまずい」。   地面におくと悠然とえさ皿に向かって行き、フジオの横から何のためらいもなく頭をつっこみ食べだした。   フジオは「なんだこいつ。ファー」と怒ったが子猫はまったく動じない。 とうとうフジオの方が食べるのをやめてえさ皿から逃げ出した。「お前のえさ皿だろう」と子猫の横に 2.3 度おいてもだめだった。   おまけに食べ終わった子猫はちゃっかりフジオのねぐらに入り込み毛繕いをしているではないか。   ちょうど居合わせた女性スタッフが 「そうなんですよ。外でえさをやると野良猫が集まってくるんです。前の猫を追い出して自分が居座ることもあるんですよ。わかりました。とりあえず私がこの子、獣医さんに診てもらって何とか考えてみます」   えっ!ホント?助かった。   彼女の頭の上に輝くワッカが見えた。

社会保障費

博多で社会保険についてのセミナーがあるというので参加した。 かなり悲観的で政府管掌の厚生年金、中退共や小規模企業共 済等はいつかは破綻するという主旨であったが、分かってはいる が何かしら手だてがあるだろうと財務省 HP で平成 25 年度予算案 補足資料をみると年金や医療費等の社会保償給付額は H24 年 度で 110 兆円、その財源は私達や企業負担の保険料収入が 60 兆 円差引 50 兆円を国と地方で負担している。そして毎年1兆円の支 出増が見込まれているとある。つまり 50 兆円が1年間の赤字なの だ。そしてその赤字が来年度は 51 兆円、再来年は 52 兆円と増え 続けていく。丁度、国の一般会計の支出が 100 兆円で税収が 50 兆円、差引の赤字が 50 兆円だというのに符合する。直接関連す るのではないが巡り巡って社会保障費の赤字が国の赤字とも言 える。そしてそれを負担する働き手が少子化で減少し給付を受け る老人が増えていく。ちょっと待てよアベノミクス、どう考えればい いの?説明しなくていいの?

日本シリーズ

楽天が初優勝を飾った。「東北復興」と「マー君」が2つのテーマ の ような気がして心情的に楽天を応援していた。 しかし星野監督の胴上げの後、当然マー君が胴上げされるものと 思っていたが選手たちは申し合わせてあったのか、それはなかっ た。「彼は日本で投げるのはこれが最後になるのかもしれない」 インタビューで星野監督が言っている。だったらなおさらマー君の 胴上げを見たかった。優勝を喜ぶ奥さんの里田まいさんが画面 に映った。エンジ色のレインコートのフードの奥に見覚えのある 彼女の歓喜する顔が見えた。「おばかキャラ」で売り出した彼女は マー君のためにアスリートフードマイスターという選手向けの食事 資格を取っている。「おばか」なんてとんでもない。結婚してから のマー君は公式試合 30 連勝と言うありえない新記録を立てた。 そして今は彼のメジャー挑戦のため英会話を習っているとのこと である。内助の功ってすごいね・・・そういえば朝ドラの「ごちそうさ ん」もそんな展開になりそう。

テザリング

   テザリングというコンピューター用語があってスマートフォンから 電波を飛ばし、タブレットやパソコンにインターネットをつなぐ手法 があると聞き、これならスマートフォンだけのインターネット料金で 安あがりになると思い、早速iphonを5Sにし携帯に便利なノート パソコンの 11.6 インチを買った。これで出張先や研修先でネット 画面を見ながらの作業ができる。実はある研修を受講することに したが、これがネットを使う研修でかなりの使用度になると予想 されるので、このテザリングが便利になると思っている。 スタッフに「テザリング」で便利になるよと言うと、「テザリングって なんですか?」と返ってくる。こっちも 4.5 日前に教わった用語では あっても一日の長を生かして説明しているが、このモバイル界、 66歳の前期高齢者の挑戦を果たして受け入れてくれるだろか。

フジオ・なう

  土曜日、熊日新聞のタウンパケットに 「雄猫、無料で譲ります」 と掲載して貰った。 「白血病を持っていますがとても優しいです・・・」 写真は地面にくつろいでこっちを見上げているフジオのかわいげのない姿。 子猫たちのうるうるした目に勝てるわけがないと思いつつ出すだけ出してみた。 やっぱり反応は今のところない。 週末の朝と夕、餌をやりに事務所に行くと、しっかり裏口のドアの前で待っている。 事務所内の倉庫で何カ所かオシッコをしたので、それ以来所内には入れないことにした。 パソコンにでもされたら大変なことになるからだ。 ニャーニャー鳴いてお隣に気付かれないか心配しながら餌をやる。 寒くなるだろうとふかふかに作ってやったねぐらも気に入ってくれなくて、ツツジの植え込みの奥で寝ている。 雨が降ったら濡れるだろうに。

クリニック

土曜日、行きつけのクリニックで採血をして貰った。 コレステロールの薬をまた飲み始めたが今度は量を減らし2日に1回にして、 その効果をみたかった。愛子先生はここのところ対応が冷たい。 会話が棒読みで抑揚もなく眼鏡の奥の瞳からはいつもの優しい波動が伝わらない。 先月、薬を飲んでいないと言ったとたん態度が変わってしまった。 毎日1錠しっかり決められた通りに呑んでないことが分かって信頼関係を崩されたと感じているのに違いない。 しかしこれは愛子先生を信じてないのではなく患者の自分が一生この薬を飲み続けることに疑問を感じ、 いろいろ試してみたかったのだ。 それに日赤の健康診断のデータとクリニックでのデータが違うということに気が付いてこの事にも疑問がある。 次回聞いてみようと思う。素人ではあるが素人なりに気になるのである。

フジオ

久しぶりにお隣の奥様と会話した。 玄関の植木鉢の花を植え替えていたら 「うちの柿の落ち葉がお宅に入り込んでご迷惑かけていますね」 と話しかけてこられた。実は1ヶ月前から奥様の目が怖くて会うのを避けていたのだ。 というのはふとしたことから野良猫が事務所に出入りし、とうとう 「フジオ」 という名前まで付いて、 毎日朝夕のエサはもちろん、去勢手術、予防注射、交通事故のけがの治療等、そしてツツジの生け垣の中の全天候ねぐら設営まで 土曜日曜の別なくつきまとわれるようになっていたのだ。 突然声をかけられ 「いや~うちの方こそ猫が迷惑かけているのじゃありませんか」 と、喉まで出かかってぐっとこらえた。もし 「やっぱりお宅だったんですか猫飼っているのは」 と切り込まれたら全責任を取らなくてはならなくなる。 ペット譲渡会でなんとかなるとの話を頼りに一連の流れになったが どうもそんなうまい具合に行きそうもなく 今は先のことは考えないようにしている。

半沢直樹

ドラマ「半沢直樹」が終わった。 エッという終わり方だったが、一緒に観ていた家内は 「ほら、やっぱりそうよ」 と叫ぶ。 「だったら続かなきゃおかしいよ」 と私も叫ぶ。 ネットで調べると反響がすごい。 原作を読んでないので意外な結末と思ったが、 原作も証券会社へ出向となり 3 作目の 「ロスジェネの逆襲」 から第 4 作 「銀翼のイカロス」(週刊ダイヤモンド連載中) へと続いていくらしい。 だったら続編ありでしょということになる。 原作での半沢直樹の出向理由は大和田常務を取締役会で追及したことが反発を買ったということらしい。 ただドラマのように土下座はなかった。 そして大和田常務も平取締役に落とされた後出向を命じられる。 半沢の妻、花が出てくると 「この奥さんの前では半沢さんが可愛くなるとよね。これが好きたい」 と家内が言うが、 実は原作ではいつもキレていて半沢を慰めるどころか銀行に怒鳴り込んで窮地に立たせるんだそうだ。 日曜日のドラマだもん、優しいほうがいいよね。

屋久島

この連休に関与先のお嬢様夫婦が経営されている屋久島のコテージ 「てぃーだ」 に家内と1泊で行って来た。 思い込みとは怖いもので実はこの日は満杯でやむなく次の週を予約していながら業務予定表も飛行機の予約もこの日に組んでいた。 ちょうどキャンセルがあったから良かったものの路頭に迷うところだった。 夕食は各地で修業されたご主人の料理で今まで旅行した中でもっとも美味しく、家内は大満足。 素材は地魚や敷地内の野菜と思うが細かい工夫があって感動しながら食べた。 お風呂は懐かしい五右衛門風呂でお湯が優しく柔らかく感じられ、 後でネットで見ると屋久島の水は超軟水で縄文水として販売されているようだ。 翌日はレンターカーで千尋滝、屋久杉自然館、白谷雲水峡など見て回った。 旅行は苦手で各所で親切な人達に助けられながらの1泊2日の行程であった。 翌日の16日は敬老の日で 日本人の四分の一は65歳以上の老人であると新聞にあったので 事務所の玄関に日の丸をあげに出社 した。

東京オリンピック決定

「これからが本番です。 東京で良かったと世界の皆さまに喜んで貰わなくてはならない」 東京五輪が決まった後の記者会見で安部総理は言った。 「この決定を起爆剤として15年続いたデフレを払拭していきたい」開催までの7年間、経済効果は3兆円と言われているがそれよりも強力な効果は「東京五輪は希望を創り出す。この決定が震災で傷ついた日本の再生を後押しする」 と言った猪瀬都知事の言葉にあるように日本が一つになれる 「希望」 を持てたことである。 東京五輪開催を合い言葉に本来の日本を取り戻す。 2020 年の五輪開催までに果たすべきことが山ほどある。 それをオールジャパンで解決していかなければならない。 その気概が日本の再生にカツを入れ日本らしい日本を取り戻してくれると思う。 7年後の日本、きっと素晴らしい日本に変わっていると思う。

2坪畠

  週末、2坪畠を整理した。 最後のカボチャを2個収穫して、あとは全部抜いた。 フェンスに絡めていたきゅうりやゴーヤも蔓を取ってすっきり何もなくなった。 思えば4月に苗を植えて5ヶ月、トマトは数知れず、きゅうりは10本程度、なすびは2個、シシトウはなぜか唐辛子のように辛くなっていたが30個くらい、ピーマン1個 カボチャは3個バジルは3株・・・ なんだかんだ言っても収穫し、お腹に収まった。 それぞれ一応それらしい味がしていくらかは血となり肉となった筈である。 ちょっと感傷的になる。 ただ、トマトがぐんぐん伸びていくのには驚いた。 支柱の長さが足りず伸びて横にたれたところを新たに支柱を立てて持ち上げた。 あとで調べてみると適当なところで先端を切ればよかったのだ。 それでも実はたくさんなった。 ただミニトマトはなったが桃太郎はカラスに食べられたものもあって期待したほどではなかった。 5ヶ月間楽しんだが、さて次は何を植えようか。

薬物治療

  コレステロールが高いというので三年ほど飲んでいた薬を止めて一ヶ月経つ。 岡本裕医師の 「9割の病気は自分で治せる」 という本を読んで日本の医療がいかに薬漬けであるか、 患者よりも製薬会社や医者に都合良い制度となっているか、 自分もおいしい患者の一人になっていると思ったからである。 行きつけの女医の愛子先生を裏切るようで後ろめたいが 総コレステロール 240 ~ 280 の人が死亡率が最も低く ( 大阪成人病センター調査 )180 の人が死亡率が高いというデータがあり、 ましてや薬によって一生涯、内蔵機能をゆがめていくこと自体が身体に良いわけないと書いてある。 なるほどだと思う。 ただ、やはり不安が残るので3ヶ月ごと愛子先生に血液検査をして貰い、状況を見ていこうと思っている。 くわえてこの本に書いてある気功法を朝晩の体操に取り入れているが肩こり腰痛も軽くなるとのことで楽しみにしている。 あと 5,6 年は動けないとね。

家庭内別居

  この暑さは何だろう。 就寝時、枕元のデジタル時計を見たら34度だった。 夜の10時の2階の寝室である。 クーラーを1時間のタイマーに設定して付けているが、 暑いのと冷えすぎるのとバランスが取れず、 風邪を引いて半月以上体調が元に戻らない。 ティッシュがどんどんなくなる。 家内も熱発し、1週間ほどで下がったが、クーラーを嫌ってずっとつけずに寝ている。 今年に入って家庭内別居が続いているが、こういった点でとても便利で快適である。 同室の時は早寝早起きのこっちは気を使わないと行けなかった。 特に起床時はちょっとした物音にも 「はい、いま音たてたね」 と目を覚ますのでタンスの弾き手に布を巻きドアの開け締めにも気を使っていた。 それでも目を覚ますので前夜に着替え一式を階下に準備して身一つで起きられるようにしていた。 別室だとこれが全く不要であるし、 スタンドをつけて布団の中で眠くなるまで本が読めるし クーラーも自由である。 それにしてもこの暑さで電力はかなり消耗するだろうけど節電と言わないな今年は。

野良猫

最近一月くらい、事務所に黒と白のぶち猫が、やってくる。 まだ若いオスの猫だがお尻を怪我してそこだけピンクの地肌になっている。 なめて傷を癒しているのだろう。 朝と夕方、倉庫の床下から 「にゃ~」 と鳴いて餌の催促をする。 スタッフの娘さんが動物病院に勤めていてペットの譲渡会に出してくれるというので、 それまで内緒にして時々やっていた餌を毎日朝晩おおっぴらにやることにした。 早く傷を直して、 毛並みのいい猫にすることと人間に慣れて愛想のいい猫になって引き取り手がついて貰わないといけないからだ。 市販のカリカリ餌に缶詰の魚肉を混ぜこんで倉庫の前に置いておくとまず第一声のあいさつが 「ファー」 で 「今から出て行くが妙なまねするなよ」 から始まる。最近は事務所の中まで入ってきて 「へ~ここがお前らのすみかか。ちょっとゆっくりさせてもらうよ」 的な感じで食後の毛繕いをするようになったし、 背中や頭は撫ぜさせるようになったが、最初の 「ファ~」 はなおらない。