新聞小説
不思議に思うけれど連載小説が面白いとその新聞をひととおり読んでしまう。 自宅では熊日新聞を取り、事務所で日経新聞を取っているが、 今、熊日の連載小説が2編あって 五木寛之の「親鸞」と 道尾秀介の「透明カメレオン」 のどちらも面白く毎朝の楽しみとなっている。 日経は諸田玲子の「波止場浪漫」を連載していて、 清水の次郎長の娘の物語だが 当初、時間の流れが現在と過去と交互に入れ替わってめんどくさくなって、とうとう読まなくなった。 となると毎朝の習慣だった出社して日経新聞を取り連載小説から読んで1面大見出しを読むことが途切れてしまって、 チラッと一瞥したあとそのまま新聞ラックに投げ入れてしまっている。 ところが自宅では起床したら 即、いそいそと郵便受けから熊日新聞を取りだし洗面所で歯を磨いたりひげを剃りながら、 まず新聞小説から始まり1面、 主要記事一覧、 スポーツと読み進み、 下手をすると朝の貴重な時間を 30 分も取られてしまう。 この IT 時代でも新聞のセオリーは生きているのだと思う。 俺が古いのかな・・・。