一日日常塾
先週 21 日、元 NHK アナウンサーであり 県立劇場館長であった 鈴木健二先生の 「一日日常塾」が県立劇場地下会議室であった。 初めてお会いしたのが平成2年、先生は 61 歳、 私が 43 歳の時であった。 あれから 24 年たったので先生は 85 歳となり、 私は 67 歳となってしまった。 つまり当時の 61 歳の先生を6歳も通り越して いるにもかかわらず、いまだに先生の教えを 聞かせていただいていることになる。 腎臓がひとつしかなく前立ガンもかかえておられながら 午前と午後の各2時間、昼食休憩の1時間をはさんで 合計4時間、衰えを感じさせないいつもの口調で、 立ったまま、しかも演壇を離れ私達塾生のあいだに入って 講義をされた。 昭和天皇とマッカーサーの会談秘話から小保方晴子さんまで 内容は過去から現在まで四方八方に跳んだ。 もしかして最後の講義になるかもしれないからなどと 予定をやりくりしてなんとか参加したが予想外の 力強い講義に安心したどころか名物番組 「クイズおもしろゼミナール」を思い出し、逆に勇気づけられた。 青春は年齢じゃないんだな。 鈴木先生、次のご講義お待ちしております。