株式
実は今年に入って株の売買教室に通っている。 月に 2 回だが既に基礎講座が終わり、 今は演習に入っていて 3,000 株を売買する 実技を習っている。 実際に買うわけではないので気は楽なのだが、 これが難しい。 仮定の数値が出て、その株価の流れから 一定の形が 出たら買うか売るかの 判断をするのだが、 その株価の流れを 場帳と呼ばれるノートにつけて グラフを書くのだが、 昨日はスタッフから ペンで場帳を叩かれ 「ここで売りです。 3%の損が出てるでしょう」と、 自分ではもう一日様子を見たかったのに 否応なく売りということになった。 ところが翌日はグンと高値をつけて 一日待っていれば相当の利益だったのに悔しいやら、 不甲斐ないやら、一言苦言をと思ったが、 この教室では3%の損がでた時は即、 売りを原則としている。 その判断を未練に思ってしまうが、 そこが僕ら初級者への大きな警句なのだろう。 賭け事の怖さはここにある。 パチンコなどもそうだろうと思う。 もう少し、もう少しとだらだら続けているうちに 気付いたら大負けしている。 例え結果として続けていればプラスになったとしても 株の売買も賭け事である。 一定の基準を作って売買の戒めがないと だらだらと負け続けていくのだろう。 演習の架空取引でこうなのだから 果たして自分の性格に合うかどうかだな。