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ドラマ

「ウロボロス」が終わり、「流星ワゴン」「デート」 そして「マッサン」も終わった。 全部ビデオに取って貰って 週末にひとりでみるのが 楽しみになっていたが、 皆終わって今、空白状態である。 「ウロボロス」は二人の主人公が死んでしまうという 「なんでやねん」と言う疑問だけが残って 後味が悪かった。 原作の漫画はまだ終わっていないそうで おそらく違う終わり方になるだろうとの ファンの意見である。 「流星ワゴン」は手放しでうれしい納得の結末であった。 「うん、うん」 とうなずき鼻水をすすりあげ、 画面に食い入った。 結局、ワゴンに乗って、いくら過去にさかのぼっても、 最低で最悪の現実は変えられなかったが 「自分自身は変えることができる」 という確信を持った主人公は 自殺しようとした過去に戻っていく。 「ちゅうさん」良かった。 香川照之はどんな役でもできるんだな。 輪廻説が自然な形で出てきて これも嬉しかった。 「デート」も安心で幸せな結末で終わってくれた。 杏ちゃんのファンとしてはこの上もない終わり方で 大満足であった。 前期高齢者ともなると複雑な終わり方は 気持ちの整理がめんどくさいから嫌なのである。 単純に喜ばして幸せな気分で 終わらせて欲しいのだ。 恋人役の長谷川博巳も 「家政婦のミタ」に続きピッタシの 役回りだったが他の脇役の出演者も それぞれ持ち味があってとても良かった。 さて4月からどんな番組が始まるかな。

ちょっと怖くなるぞ日本

  先週16日、参議院予算委員会で 自民党の三原じゅん子議員が 「八紘一宇は日本が建国以来、                      大切にしていた価値観である」 という発言をした。 グローバル企業の租税回避を この思想を持つ日本が中心となって 対処すべきだとして、 麻生財務大臣にこれをどう思うかと 質したのである。 麻生大臣といえば一昨年 「憲法も知らぬうちに変えていった                            ナチスの手口を学んだらどうか」 と言って物議を醸した人物である。 さすがにこれには良いも悪いも言わず 「戦後生まれのあなたが                              この言葉を知っていることに驚いた」 と答えて終わったが、 外部からは 長老たちが三原議員に言わせてみたという意見もあった。 今、集団的自衛権が問題になっている。 安倍総理は石油輸送などで経済的障害が 生じても海外出兵が可能であるとしている。 これは第2次世界大戦に突入した、 当時の日本の開戦理由と全く同じ状況を言っている。 まさにアメリカ、イギリス、オランダからの 石油供給停止を日本存続の生命線とし、 自衛のために開戦するという主張で 300 万人もの 国民の犠牲を出して終わった戦争を、 やむを得ない戦争であり今後もあり得ると、 きっぱりと言っているのに他ならない。 そのことを無条件で断じて禁止したのが 憲法9条の「国権の発動たる戦争と、 武力による威嚇又は武力の行使は、 国際紛争の解決手段としては永久にこれを放棄する」 ではなかったのか。 ここまで国のトップに言わせて

   確定申告も今日が提出期限である。 スタッフのほぼ全員が先週までに作業を終了し、 今日は総務だけが提出作業に追われている。 私もせっつかされた毎日から開放され、 明日の研修の準備をしながらも 気持ちはゆったり気分である。 さて、まったく話しが違うが、先週、 あろうことか妊娠した夢を見た。 おなかがパンパンにふくれ胎動まで感じたのである。 男なのに、こんなことってあるのかと あわてふためき、 とすると産道はどうなるんだと 考えたところで意識が消えた。 家内に話すと、そりゃああなた] 最近めきめき太ってきておなかが 飛び出てきたでしょ、だからよ、という。 そういえば昨年末から何食べても美味しく、 お正月が終わったら減量しようと思いつつも、 1 月の年末調整、 2 月からの確定申告と、 これが終わってからにしようと その都度のびのびになり、 差し入れのお菓子を先頭だって平らげ、 それでも足らずにミスターマックスに買いに走った。 そのつけが今来ているのである。 4 月に毎年の人間ドックがあるが、 この結果がどう出るか、 これで減量をきめようかと思っている。 それまで、またしても妊娠の夢の続きを見るか、 果たして出産までしてしまうのか、 さて、どうなるんだろう。

日曜日のいい夫

    昨日の日曜日は、私の誕生日であった。 朝、テレビの時事番組をリビングでひとり見ていたら 家内と娘が代わる代わるドアを開けて 「お誕生日おめでとう」 と言ってきた。 昼前になって 「はい、ぜんざい。              あなた一人だからうんと甘くしといたからね」 と家内がお椀を置いた。 お昼はいつものうどんが出て 「これからお買い物に行ってくるから                   あなたは大輔と、まったりしときなっせ」 と言って出かけて行った。 大輔はこたつ布団のへりに猫のように 丸くなって寝ている。 犬のくせに「まったり」と言う表現がぴったりだなと 思いながら大輔を手元に抱き寄せ 白いかたまりに顔を寄せる。 ウーとうなった様な気がして顔をあげ 「ウーといったか?」 と言ったら裏返しになってお腹を見せたので 「だよね」 と忠誠心を認めてやった。 夕飯はエビののったちらし寿司、 菜の花のおひたしと鯛の吸い物で 「ほら、鯛よ」 という言葉でお祝いの特別感を あらわしたかったのだろう。 「じゃあ、焼酎のお湯割りにしようかな」     と言ったら 「おひな様の時の桃のシャンペン、             おいしいと言ってくれたから、買ってきたけど」 「うん、いいね」 「子供たちが遅くて、私達ふたりだけで寂しいけど、どうする」 「いいよ、乾杯しよう」 デザートは手作りのケーキが出て、 安上がりだけど前期高齢者の誕生日に ふさわしい夕餉であった。

久しぶりのいい夫

  甘酒を作ろうとして湯飲みに甘酒を入れ、 お湯を加えてスプーンでかき混ぜたら 甘酒の米粒が飛び出した。 それを家内が見ていて 「なみなみ入っているわけでもないのに                                  どうして飛び出るの」  ときた。 今日は休養日にして「いい夫」を しようと思っていたので 「ほんと。おれってなんでこうだろうね」 といいながら布巾でふこうとしたら 「いいとたい、責めてるとじゃないと。 床には青汁のあとが散らばっているし、 リビングには歯磨きの落ちたあともある。 しかたないと、 あなたは。ただね、食べるとき音を 立てないということと、お茶碗に口をつけないで。 人前では恥ずかしいでしょ・・・ いいけん、その洗ったお茶碗、 乾いてるお皿の上に置かないで。また濡れるでしょ」 そのあと、ゆめタウンに買い物に行った。 野菜を選ぶどの主婦たちも眼差しは無心。 家内も両手にブロッコリーを持って、 なお置いてあるものと比べている。 彼女の後をカーゴを押してついていく。 事務所のお客様用のお菓子を買って 各地の駅弁を選び、 ホワイトデーのお返しクッキーの物色をして、 久しぶりのいい夫を終えた。 ・・・ でも、本心で楽しかったんだよ。