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あっけない

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大相撲大阪場所が終わった。 注目された琴奨菊は 綱取りどころではなく 勝ち越しするのがやっとで、 むしろ稀勢の里と豪栄道が発奮し 日本人力士の存在感を見せてくれた。 稀勢の里が2敗で白鵬が1敗。 千秋楽の最後の取組は 白鵬対日馬富士の一番で、 白鵬が勝てば4場所ぶりの優勝となり、 負ければ稀勢の里と優勝決定戦と なると いう一番であったが、 固唾を呑んで見ていた勝負は一瞬で決まった。 白鵬が右手を日馬富士の顔にかざし、 体を左へ交わしたとたん、 日馬富士はそのまま宙に突っ込んで 土俵の下に落ちた。 決まり手は突き落としと されたが 突いた様子でもなかった。 控室に戻って髷を直して貰いながら インタビューを受けている表情は 緊張から解きほぐされた 安堵感からホッとした様子を見せていたが 観客は表彰式を待たず 半分ほどが席を立って帰って行った。 表彰式が始まるとブーイングを 受けた 白鵬は涙ながらに 「あんな展開で決まるとは思わなかった」 と謝罪した。 場所中のだめ押しをするくらいの 激しい闘志の裏に苦手の日馬富士に 横綱同士の真っ向勝負を避けた 弱気が見えたかとその時は思った。 しかし、控え室に戻ったら 「稀勢の里もやっているから文句なしでしょう」 と言ってニヤリと笑ったとか・・・ 大横綱なのに朝青龍を髣髴とさせる ヒール役になってしまったのか。

大輔なう

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  食事の後、 わが家では必ずと言っていいほど、                                                 お菓子が出てくる。                         朝は、わたし一人早いので、 マグカップに大麦若葉の粉を入れ、] お湯で溶かして呑みながら、 あんぱんか菓子パンを食べる。           キッチンカウンターに 新聞を広げて読みながら立ったまま食べる。 当然のようにペキニーズの大輔が 足元にやってきて下から見上げる。 散歩も済ませ、 ドッグフードも食べているのだが、 「くれ」と言うのだ。 あんパンの切れ端をちぎって彼の真上で放す。 ほとんどキャッチする。 これが習慣となって夕食の時、 大輔が寄ってくると、 察知した家内からしかられる。 「大輔にやらんで。 獣医さんから太りすぎだと言われているとだけん」 「・・・・」 「あのね、大輔は身も心も上品に育ててきたと。 なのに、あなたがだらしなくお菓子をやるから 身体だけでなく、心までガサツになってしまったタイ」 「・・・・ ? 」

ドラマ「スミカスミレ」

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  桐谷美玲と言うと、 平成 24 年に観た 「ツナグ」の熊本から家出してきた少女、 日向キラリを思い出す。 子猫のような目の輝きと純真な表情が魅力的で、 米国映画サイトの 「世界で最も美しい顔 100 人」の 8位にランクインされたこともある。 その彼女の主演する金曜ナイトドラマ 「スミカスミレ」が来週、最終回となる。 夜 11 時台なのでビデオに取って観ているが、 7 回で終了は物足りない。 今、毎週見ているドラマは大河の「真田丸」と 「スミカスミレ」だけなので寂しくなる。 65歳の澄(松坂慶子)という女性が 黒猫の精「黎」(及川光博)から      生気を吹き込まれて 20 歳に若返って(桐谷美玲)人生を やり戻すというストーリーである。 これがハラハラドキドキで結構面白い。                                      黒猫の精「黎」は、 雪山ですみれが遭難しそうになった時、 黒猫の姿に戻り自分の身体で暖めて助けるなど、 霊力を尽くして「すみれ」を守る。                        当事務所の 黒猫チッチは 姿はそっくりだが、 朝夕しっかりエサだけ食べてなんにもしてくれない。

大輔なう ・・・まさか

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   金曜日の夜、初夏を思わせる温さであった。 ペキニーズの大輔の冬に寝る場所は、                                              いくつかあって、                           寒い時は自分のオリの中のベッド、 よっぽど寒い時はコタツの中、 みんなと居たいときはソファーの上、 たいていは仏壇の前の座布団の上で 毛布にくるまって寝ている。 ところがこの日は座布団からずれ落ちて 足の一部だけのっけて寝ていた。                                         家内が 「そうだ。大チャンの毛布を外に干したままだった」 といってあわてて取り入れてきて 「そうね、今日は暖かいからこのままでいいか」 と言って座布団の横に置いた。 翌日、昼食に自宅に帰った私に 「大輔の座布団、あれはおしっこしてたんだよ」 と家内と娘が報告した。 「じゅくじゅくだったから、よけて寝ていたんだよ」 「今、ほしてあるけど乾かすのたいへんよ」 私は唖然として 「おしっこ、もらしたってこと?なんで?」 「なんでと言われても、大チャンに聞いてよ」 「高齢者になったってこと?」 「かもよ」 ・・・ ペットの介護、 そう言えば 17 歳で亡くなった パグのカシキのときも大変だった。 といってもほとんど家内にまかせっきりだったのだが、 その後、彼女は 1 年ほどウツになってしまった。 フジ夫のときは 1 週間ほどで逆にあっけなかったが、 そんなこと、なったときはなったときで