投稿

10月, 2016の投稿を表示しています

秋の食欲

イメージ
  何食べてもおいしい。                                                                               おなかいっぱい食べても、                                甘いお菓子はしっかり別腹である。 体重も人生最大の 70 キロに迫っているが、 なんとしてもおいしいものはおいしい。 事務所に勤めだした三女は 事務所のおやつで肥りだしたと言って スマホでカロリー計算をし、 お米を断ち、帰りは歩いている。 そこまでやるのは自信がないし、 もともと回転が悪い頭みそに 容赦なく次から次と業務が襲いかかり 悲鳴を上げそうなので、 気合いを入れるために糖分を補給しているのだ。 従業員用と書かれた四角いブリキ箱には                                                    常に「雪の宿」と 「キットカット」が補充され、 ほとんど自分が食べている。 ・・・と書きながら 「糖尿病」 の3文字が浮かんできた。 健康診断ではなんともないがやっぱ心配だよな。

輪廻転生説

イメージ
  何かで苦しい時、どうにも納得いかない時など、 これはストレスが残るなと思ったら 「輪廻転生説」を思い起こすことにしている。 これは福島大学の経営学教授であった                                                                                                          飯田史彦さんの論文 「生きがいの創造」 他一連の著作で明らかにされたもので、 各国の医科大学の教授たちが 患者の治療中に出会った数々の症状からの エビデンス ( 臨床結果 ) に基づいた学説である。 「死後の世界はある。 人間は生まれ変わりながら成長していく。 生前の自分の行動について直視させられる。 中間生 ( 死後の世界 ) ではすべて許され、 心から愛されている。 グループで転生し、お互いの役割を決めている」 というのが主な考え方である。 たとえば殺人を犯した人がいたとすると 「この人、向こうに行ったら死ぬほど 後悔するだろうな。気の毒に」とか、 殺された人は 「向こうに行ったら痛くも何ともなく 花に囲まれた世界で生活するんだ。お幸せに」とか、 自分自信を勝手に納得させてしまうのである。 でないとこう毎日マイナスなニュースが飛び交うと、 まともに受け入れていたら憤死してしまう。

南スーダンのPKO活動

イメージ
  土曜日のTBS「報道特集」は考えさせられた。 日本の自衛隊も PKO (平和維持軍)として 派遣されている南スーダンの首都ジュバで NGO(民間支援組織)の職員が 政府軍の一隊から襲撃を受け、 1人が殺害、 1人が足に銃創、 女性数人が暴行を 受けたとの事件の特集があった。 襲撃の後の生々しい映像であったが、 NGO職員は駆けつけ警護の任にあった PKO軍に連絡したが 政府軍の数が多いと 判断して救助に出動しなかった。 そのPKO軍は中国とエチオピアであったと聞いて、 もし自衛隊だったらどうしただろうかと思ってぞっとした。 正直、担当 PKO が中国軍と聞いた瞬間、 彼らが他人のために戦う正義感など あるわけないだろうと思い、 結局、駆けつけなかったことで 妙な納得感があったのだが、 まてよ、日本の自衛隊だったら どうするだろうかと 思った途端ぞっとした。 現に、8日、南スーダンのジュバの 自衛隊宿泊地に稲田防衛大臣が視察していて、                                                    駆けつけ警護についての 検討をすることになっているのだ。 しかし内戦地の PKO 現場に行くのに 肩まで掛かる髪をカールさせて、 果たして防衛大臣の風貌といえるだろうか。 小池都知事のきりっとした ファッションじゃないと いざというとき敏速に動けないと思うけど。

ホジュン

イメージ
  やっぱり「ホジュン」は面白い。 宮廷に登用される科挙の医師試験を 受けに行く途中の宿で 医者が多勢いるという噂を聞きつけた 住民たちが押しかけてくる。 村の医者が診てくれない貧乏な患者たちである。 受験する何人もの医者が断る中、 ホジュンは見捨てることができなく、 次々にやってくる患者を診ているうちに、 とうとう試験の開始時間に間に合わなくなってしまう。 落胆したホジュンは それでも貧乏な患者の村に戻り治療を施す。 一方、ホジュンの師であるユ・ウィティの 息子ユ・ドジは村に居合わせながらも 患者を断り受験した医師の一人であったが、 見事、永年の夢であった科挙に合格した。 父のユ・ウィティは息子ユ・ドジの 誇らしげな合格報告を喜ぶが、 村を治める県令からの礼状で ホジュンだけが患者を助け、 村に貢献したこと を知るや 「真の医師は自分の出世より患者を思うものだ」としかり、 お前はホジュンに劣ると言ってしまう。 妻のオ氏は 「あなたは冷たい。息子より他人のホジュンを誉める」 といってドジと共に宮廷のある漢陽へ行く。 ホジュンの妻も科挙に落ちたと聞いて 落胆するが患者を見捨てなかった事を 知って落胆したことを恥じて涙を流す。 文章が下手なので感動的に書けないのが残念だが、 韓国で高視聴率ということは 感動する人が多いと言うことだ。 韓国、好きになりそう。

地方公務員の任務

「 地方公務員法 第三十条(服務)   すべて職員は、 全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、 且つ、職務の遂行に当つては、 全力を挙げてこれに専念しなければならない」 なぜ公務員としての存在意義をただす 一番大事な任務の項が 最初にこないで30条などと 中途半端のところにあるのだろう。 国家公務員法も 第九十六条 で同じ文言で謳ってある。 たしかに第1条でそれらしい語句はあるが 明確に公務員の存在意義を規定していない。 東京都の豊洲市場問題では、 提出された資料が小池知事もあきれたほどの 黒塗りの資料であった。 自分たちの任務が都民のためではなく 自分たちのためであると 宣言しているのも同じである。 あなたたちは知る必要がないと言っているのだから。 富山市の市会議員の活動費についても、 議員は先生と呼ばれる前に 公務員の特別職であるから その給与はもちろんのこと 活動費の支給目的はただ一つ、 全体の奉仕者として公共の利益のために 支払われるものである。 やっぱ日本の公務員、政治家は そんなものかと思うが、 ある国際 NGO の 2015 年調査では 日本の清潔度は世界 18 位である。 このあとオリンピック予算の問題も 明らかにされてきたら、また下がるな。 ただ情報公開度が 72 位だから どこまで明らかにされるか問題である。 これが「美しい日本を守る」という 日本の実体かと思うとぞっとする。 本当に「美しい日本」になり