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たぬこなう

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たぬこの食器に赤いものが付いていたのが血だと判って、 口から出たものか鼻から出たものか、 震える手で確かめたが鼻からだと判ってもどうしようもなく、 翌日獣医さんに診てもらった。 レントゲンでは鼻腔にできものが出来て、 そこから出血しているとのことで抗生物質の薬を出して貰って飲ませた。 ところが翌日から食欲がパタッと止まって餌を食べようとしない。 フジオもきなこも白血病で苦しんで死んだ。 シーバのトローリを鼻先に持っていくとおそるおそる食べてくれる。 このシーバでなんとか体力をつけてくれればと思ったが、 ちょうど東京での大雪でこちらも零下の寒さだ。 事務所の中で寝てくれないのでネグラを作っているが ここでも寒いだろうと1.5リットルのペットボトルにお湯を入れて ネグラにいれてやる。 こうして9日たった今朝、 ネグラをのぞくと後から「にゃお」といつもの声がした。 外で待っていたのだ。 事務所に入れて餌をやると食べる食べる、 足りないと言ってお代わりまでせがまれた。 獣医さんも思い計ってか血液検査をしていない。 白血病やエイズだと判っても対処しようがないからだろう。 フジオやきなこのあのときのやせ衰えた姿を思いだしたくない。

俺が!

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人間とは本当に傲慢なものである。 第一に「俺が俺が」 と威張っておいて、 その俺自身の身体を自分で作ったわけではない。 親から貰ったかと言うと親が 「眉はこんなに、眼はこんなに、脳細胞は多めに」 と作ったわけでもない。 寝ている間もしっかり心臓は動いてくれて 肺も呼吸してくれている。 朝、起きたら窓が見えて朝日が見える。 「俺が俺が」以前の自分自身の存在が 俺以外の 者から作られていたことすら自覚していないのだ。 これ以上の傲慢さはない。 地球が確かに丸いと分かった のはつい5百年ほど前で これがぽっかり宇宙に浮かんでいる姿を見たのは やっと60年ほど前だ。 その地球上に生きている人間は何の疑問もなく 当然の ごとく住んでいる。 古代の人たちが天に感謝して 祈りを 捧げる気持ちが本当の人間のような気がしてくる。

西郷どん

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ビデオに撮ってあった「西郷どん」 の第2話を見た。 熱く、汗臭い、純情で真直ぐな 西郷どんだった。 鈴木亮平が絶好調である。 渡辺謙の島津斉彬もかっこいい。 うってつけのキャスチングである。 いろんな風評があったが、 さすが国際俳優の風格でこれも楽しみだ。 若き西郷は税の取り立て役人として 出向くが、そこで見たものは 容赦なく不正を働く上役と 税に苦しむ農民たちだった。 「万民の上に位する者、己れを慎み、 品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を 戒(いまし)め、節倹を勉め、 職事に勤労して人民の標準となり、 下民その勤労を気の毒に 思ふ様ならでは、政令は行はれ難し」 西郷語録のひとつである。 下の者から「大変だな」 と思われるようでないと 誰もついてきてくれない、と言っている。 こんな気持ちで西郷は 明治維新を引っ張っていったのである。 「西郷どん」娘に頼んでDVDにしてもらっている。

本年もよろしく

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今年もまた厳しいテーマが 目 白押しの年になりそうですが、 このちょっぴり社説は そんなことにはおかまいなしに 目つきの悪いネコから始まってしまいます。 お正月に、 やっとねぐらに寝てくれている ところをスナップ出来ました。 安住の宿にしてくれると うれしいのですが、 ただ強い雨風に耐えられるかは わかりません。 そのときは金属の棚を一枚はずし、 入り口に斜めに寝かせて 雨風が入らないようにするつもりです。 今年は戌年ですが犬が あってなぜネコ年がないのか わかりませんが、 最近はネコを飼う人が多いんだそうです。 ブームになってるんですね。 こんな具合にどうでもいい話が お正月から始まってしまいました。 本年もまた拙ない小欄になりますが もし良かったらお付き合い下さいま せ。