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チッチ事件2

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  各訪問先毎に 「チッチどうなりました?」と尋ねられる。 誌面が足りなくて端折ったので 夜の部分が書けなかった。 実は夕方大工さんが帰った後、 私も家族との食事を予約してあったので レストランに直行したが 意気消沈の私を見とがめて 「チッチの所へ行ってあげて」と言われ、 事務所に戻った。 しばらくして家族も気になったのだろう ドヤドヤやってきてあっちこっちで 「チッチ~チッチ~!」とやりだした。 すると応接室でやっていた長女が 「ニャーって聞こえたよ!」と叫んだ。 直感的に屋根裏だと思って 数か所天井ボードを外して 懐中電灯で探していたら、 女子トイレの穴を見ていた長女が 「チッチの耳が見える」と言い出した。                                                    そこから、やれ水だの餌だのと 皆、勢い付いてその穴の周りで 「チッチおいで」の合唱になった。 総勢、スタッフが4名家族が 4 名でチッチを呼んだ。 結局そっとしておくと 自分から降りてくるだろうということになって 3 か所梯子をかけ、 降りやすくして、私だけ自宅から布団を持ってきて 一泊することになった。 ・・・で夜中、梯子から、 おっかなびっくり降りてきたチッチを 抱きとめて一件完全落着となったのである。 (写真は 45 か所、 穴をあけるため移動させた机を 何事かと点検するチッチ。 穴は修復。弊社 HP で見るとよく見えます)

チッチ事件

13日の土曜日、朝、出社してもチッチが来ない。 こんな日もあるので気にもせず部屋に入ったら 受付台にQネットの報告書が置いてあって 「室内センサーが作動したので 点検に訪問したが異常はありませんでした」と 書いてあった。 これもよくあることなので、気に留めなかったが、 仕事を始めたら 「ニャー」と声がする。 「おう、来たか」とドアを開けたが姿が見えない。 戻ってしばらくするとまた 「ニャー」と確かに声がする。 おかしいと思って室内の壁に向かって 「チッチどこ?」と呼んでみると どこかは分からないが「ニャー」と応える。 瞬間、書庫の壁の穴を思い出した。 十数年前、換気扇から迷い込んだ小鳥を 壁の間から救出した時にあけた穴が もしもの時のためそのままにしてあったのだ。 「ここから壁の隙間に入った」そう確信したが、 どこにいるのかが分からない。 とりあえずその穴を大きく広げて懐中電灯で 照らしてみたがやはり分からない。 出社していたスタッフ総掛かりで天井板を開けたり、 天井裏に登って見たりしたけれど、 この暑さでむっとした熱気がこもっていて 到底長時間は無理である。 午後に入って鳴き声がなくなった。 焦って盆休み中の大工さんに無理を言って来て貰い、 気がついたら壁に 45 カ所の穴を開けて貰っていた。 夕方になったし、やるだけはやったからと 気持ちは定まって大工さんに帰ってもらった。 ・・・で、どうなったか。 字数が埋まってしまったけれど、 チッチは今、横でカリカリ餌を食べています。 私の腕の

リオ オリンピック

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リオオリンピックが始まった。                                                   開会式を見た人は 「やるじゃないか」 と思ったに違いない。 大統領は汚職の疑いで開会式の挨拶ができない、 町中ひったくりが横行しているが 取り締まる警官の給料は支払われていない、 競技場の整備が開催まで間に合うのか、 選手村の宿舎のシャワーはちゃんとでるのか、 反対デモがあるが支障はないのか、 等々世界中が心配していた。 ところが、 聖火台は小さいけれど 華麗な演出で、 設置すら考えていない国とは大違いであったし、 日本の広島を意識した演出は意外であり、 そこまで気遣ってくれたのだという気がした。 花火もきれいで まさか北京のような CG ではと思うくらい迫力があった。 地震後の滞留事務で ちょうど忙しい時期にあたるので ダイジェスト版で楽しもうと思っている。

新鮮な言葉

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  朝の大輔との散歩は私の役目だが、 ほんの一区画、 我家の所属するⅠブロックを右回りで歩く。                                                       500 mあるだろうか、 10 分足らずの道のりである。 6 時過ぎであるが、 夏場はすっかり明るく昼間と変わらない。 ご夫婦で歩いている人、 真剣な表情でジョギングしている中年男性、 トイプードルを連れている人、 短い道のりの中にいろんな人と出会う。 先日、初めて出会った中年のご婦人が、                                                大輔を見るなり 「なんて可愛いんでしょ」 と一言いって通り過ぎていった。 普通は「かわいいですね」とか 「フカフカですね」 とかいわれるが、 いきなり 「なんてかわいんでしょ」は 新鮮な響きに聞こえた。 良かったね大輔。 「なんてかわいんでしょ」