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7月, 2016の投稿を表示しています

熊本地震被災地訪問

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  新聞やテレビでの報道だけで 知っている つもりの 現地の状況を                                                                                                          実際の目で確かめようと、 有志の税理士で構成している 税経新人会の メンバー 11 人で 南阿蘇や益城町などを訪問した。 やはり、阿蘇大橋の惨状は言葉に出せない。                                                      目の前のアスファルト道路が スッパリ千尋の谷へ切れ落ちて 向こうの橋桁の切り口が やっと判別できる凄惨な状況であった。 立野から高森へ右に曲がった、 あの交差点が道路ごと 流されてただの 土くれとなっている。 瞬間の出来事でこれほど変わってしまう 自然の力に圧倒される。 つぶれた学生寮の一部屋に 小さな祭壇が設けられて花束と線香が立てられていた。 その下に手帳がおいてあったので , 見てみると太宰治の「人間失格」の 文庫本を 装丁したものであった。 その夜、手元に置いて休んでいたのだろうか。                                                     内牧では 50 mにわたって 60 センチ陥没したところがあった。 その 50 mの間にあった幾つかの家は 地面とともに陥没して何事もなく無傷であったが、 境にまたがっていた家は全壊となっていて、 なんとも不運と幸運が交差していた。 炎天下、たった二日間であっ

「未生」

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最近のマイブームは無料動画 Gyao で やっている韓国ドラマ「未生」である。 未生とは韓国語で碁の目が 一つしか出来ていない「弱い」碁のことで、 主人公チャン・グレが幼いときから やっていた碁をあきらめ、 知識も経験もない総合商社にインターン生として コネで入社した悪戦苦闘の物語である。                         数々の賞を貰い、日本でも「 HOPE 」として リメイクされて始まったばかりである。 「未生」はまだ今週で3話であるが、 何の気なしに見始めたらもう止まらない。 そのバイタリティ、真剣さ、情熱、 1週間が経つのが待ち遠しくなった。 日本の真似だとか見栄っぱりだとか、 とかく韓国の評判を悪く言うが、 このドラマがヒットしたこと自体、 韓国の底力は凄いと思わざるを得ない。 逆に日本は見習わなければ このままジリ貧に落ち込んでしまう警鐘に思えてしまう。 小さくて弱々しいけど 主人公のイム・イワンがかっこいい。

与党勝利

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参議院選挙が終わった。               自民党は単独過半数には 1議席届かなかったものの 6議席の増、公明党も 5 議席増となった。 ただ沖縄は現職の沖縄担当大臣が 落選し衆議院とともに 国会議員は自民党全滅となった。 度重なる米軍犯罪への嫌悪感が影響し 米国追従政党としての断罪でもある。 野党第 1 党の民進党は 13 議席も落とした。 組織改編しても逆に信頼を落とした格好となった。 2009 年 8 月 30 日衆議院選挙で 史上初の 308 議席の絶対安定多数を超えた 民主党も 3 年後の 2012 年 12 月 16 日での 選挙では 251 議席を失う 57 議席となる 目も当てられない状況となった記憶が どうしても国民には忘れられない。 なので民主党改め、 民進党の主張にはやっぱり素直に 耳を傾けられなくなっている。 さて、これで自民党が選挙中に 強く言わなかった憲法改正が これから次第に表に出てくるだろう。 自衛隊が国防軍と呼ばれることになるのだろうか。 給水作業で甲斐甲斐しく働いていた あの隊員が国防軍兵卒と呼称される 日が来るのだろうか。

参議院選挙

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  先月末に行われた英国の国民投票で EUからの離脱が決まったものの、 やり直しを求める署名運動が 無視できない程になっているとのことである。                                     当初、離脱派リーダーが主張していた 「EUへの拠出金、週 480 億円を国民医療へ」が 離脱決定後 「実は約半分だった」とか 「移民の流入をやめる」が 「移民がなくなるわけではなく、 管理することができるだけ」とか、 おまけに離脱を煽っていた ジョンソン前ロンドン市長が 「私は次期首相にはなれない」 と宣言して敵前逃亡してしまった。 民主的と考えられている国民投票も その前提となる事実関係が 明らかにされていないと 国をあらぬ方向に向けてしまう。 今回の参議院選挙も 安倍内閣の宿願である憲法改正を 論点とする国の行く末を決める選挙となる。 自民党のこの主張に賛成するが この主張には反対するという 政策毎の 投票ではなく 一旦投票したら全面信託ということになるのが怖い。