投稿

5月, 2025の投稿を表示しています

おどろいた

  こんなことになるとは思いもよらなかった。 監査の帰りに戸島の食堂によろうとして 左にハンドルを切ったらゴツンと音がして 車が上下に揺れた。 道路横の境界ブロックに乗り上げたかなと思ったが そのまま食堂の駐車場に入って車を止めた 。 食堂の女性スタッフが二人 驚いたような表情でこちらを見ていたが、 乗り上げるのはよくあることだったので なんでやねんと振り返ったら 前輪の左タイヤがぺしゃんこになって車体が傾いていた。 それからが大変で泡食った私に 同行していた女性スタッフが 婿殿に連絡すべきだと指示を出し、 数分で婿殿と若いスタッフが二人跳んできて、 あれやこれやと世話をやいてくれた。 結局JAFに来てもらうことに 落ち着いて せっかくだから食堂なのでみんなでお昼を食べた。 いつもの修理工場に車を搬送してもらったが タイヤはもちろんのこと ホイールまで変えるということになって、 ホイールが届くまで1週間ほど車を預けないといけなくなった。 私の車はワンペタルといって踏み間違いのないように、 ブレーキペタルしかなく アクセルは横についている改造車なのだ。 なので代車は怖くて乗れないのだ。 ということで出社から昼食から退社まで 婿殿の世話になっている。 不便このうえない。 病院にも薬貰いにいかなきゃならないのに。 事故のニュースでそんな高齢で車に乗るのかと思っていたが わが身になって不便さがわかった。

開経偈

イメージ
  開経偈という短いお経があって 最近般若心経の前に唱えるようになった。 これは本式のお経を始める前に 心を整えるために唱えるもので ふと思いだして唱えるようになった。 開経偈 無上甚深微妙法 [むじょうじんじん みみょうほう] 百千万劫難遭遇 [ひゃくせんまんごう なんそうぐう] 我今見聞得受持 [がこんけんもん とくじゅじ] 願解如来真実義 [がんげにょらい しんじつぎ] これを自分勝手に訳して この世界は人智の及ばない不可思議な法則で成り立っている。 その不思議な世界に自分は幸運にも生かされている。 この世界を自分は現実に 見て、聞いて、感じて受け取っている。 どうぞこの世界の真実をわからせてほしい、 と瞑想している。 次から次と知りたいことが出てきて 週末やろうと思っても結局十分の一でもやれば良い方で、 ほんとに無上甚深微妙法 なのだ。 101歳で亡くなられた南無の会の 松原泰道師が その直前の講演 で、 支えてくれた人たちの恩 に報いるために 本を読み文を 書き講演をすると言われてい た。 生きている限り学んでおられたのだ。 百歳まで生きられるかどうかはわからないが 好奇心だけは持って学んでいきたいものだ。

くろろん あらため おはぎ

イメージ
  自宅に毎日のように訪れていた通称 くろろんが、 突然血だらけになって やってきた。 以前から家に入れるべ きか 入れるとすれば まず病院でエイ ズなどの検査をしてもらうことが 第 一の条件となっていた。 先住ネコの キビダンゴは陰性であるから もし陽性だったら同居は無理である。 一転、血だらけのくろろんを見て家内は 上手にキャリーに押し込め病院に連れて行った。 検査は陰性。 すぐさま受け入れプランが考えられ キビダンゴとは別の3段ゲージを買ってもらって 今そこで生活をしている。 いろいろなワクチンを打って4週間しないと 自由にはできないとのことである。 家内にべったりで膝の上からはなれない。 私が行くとシャーと威嚇する。 いつのまにか呼び名もくろろんから おはぎにかわっているようだ。 そして事務所にも全く同じ現象が起きていて かな り前に来ていた白ネコで 頭にちょこ んと海苔をつけたようなオスなので のりおとよんでいたねこがこれも血 だらけになってきた。 こっちはスタ ッフがうまくキャリーにいれようと していたのを 焦った私が無理やり入れようとして失敗したのだ。 ただ翌日からはだいぶ治っているような感じなので いまは餌だけやって様子を見ている。 こちらは以前いたたぬこと同じ飼い方で ねぐらを作って外飼いにできないかと思っている。 なんで2匹ともと思ったら、今、猫にとって恋の季節なんだ。 おとこは戦いにロマンを賭けるのね。

持続可能な恋ですか

イメージ
  昭和の日の祝日、 自分の部屋に こもりっきりでドラマ 「持続可 能な恋ですか?~父と娘の結婚 行進曲」を アマゾンプライムで 観た。 まったく何の気なしに初 回のドラマを観終わって 皆の評 価が星三つ半だったのに 自分だったら四つつけるのにと思って ついに10回最終回まで観てしまった。 上野樹里がアラサー世代のヨガ講師、 松重豊がその父の辞書編集者の学者、 田中圭が結婚相談所のスタッフ、 井川遥が婚活中の外科女医という顔ぶれ。 若い頃の父が入院中の辞書編集学者の恩師から 「あなたは生きているという言葉にどう語釈をつけますか?」 と聞かれ 「呼吸をして生存していること。先生はどう思いますか」 恩師はうなずきながら 「変化していくこと、でどうですか・・・ 目いっぱい生きて下さい」 恩師の真剣なまなざし。 感動です。 やはり星4つです。 最終回で 「結婚とは愛し合う他人同士がわかりあいたいと願い、 共に歳を重ね、互いの変化を慈しみ、 それでもなお分かり合えないことを知る営み。 古来人類が繰り返してきた、 永久に続く愛情への無茶な挑戦。」 と父はワープロに打ちこむ。 思った通りのハッピーエンドに終わって、 チリ紙代わりに置いているグリーンのトイレットペーパーで 目じりを拭いて450分約8時間ほどで観終わった。 今、わたしの無茶な挑戦の相手は、 孫の両足を持ち上げておむつを替えている。