臨死体験?
我社のベテランAスタッフ(男性66歳)が
不思議な夢を見たと言ってレポートを読ませてくれた。
あまりにもリアルなのでしっかり記憶しておくために
レポートを作ったのだそうだ。
「臨死の時は、気が付かない内にやってきている」・・・
「恐ろしい『お迎え』臨死体験実録」
という副題がついている。
~それは2月18日の朝3時頃でした。
私が65歳、もうすぐ3月で66歳になろうかという時期でした。
前の日の午後8時頃いつも通り就寝して
静かに眠っていました。
夢の様な現実の様な夢枕に二人が静かに入って来ました。
(中略)一人はその衣服から坊さんらしく、
でっぷりと大柄な80歳くらいの人、
もう一人はその坊さんの助手らしく少し若く55歳位の、
看護師さんの様にテキパキ動いていました。
私はというと、細長い部屋の中央あたりで、
ボーっと突っ立っていたのです。
しばらくすると、
その看護師さんらしい人が手に持ったおちょこを指さして
静かな低音域ではっきりと凛とした言葉で言いました。
「準備ができました。これを飲んでください。すぐ亡くなります」
(中略)どれくらいの時間がたったか・・・
私の中に残っているかすかな自分の意識の中でとっさに
「あのう、ちょっとトイレに行ってきます・・・」
と言ったのです。
(中略)静寂の後、女性がまた言ったのです。
「トイレには行かれなくて良いと思います。これを飲んだらすぐ亡くなります」
その時は普段の自分の頭に戻っていたからか、
さほど恐怖心を感じず
「すみません、すみません、すぐ終わります。ちょっとトイレに行って来ます」
相手を気にせず強引にトイレに向かったのです。
トイレのドアを明けると真っ白く明るくなりました。
次の瞬間、
私の全身に電気が走り身を任せていると
ベッドで寝ている自分を発見し、
すぐ明かりをつけたのです~
今も彼はその時のことをはっきり記憶しているとのことである。
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