初めての入院





なんとまあジジイのむさくるしさでしょう。




実は27日済生会病院で、




生まれて初めての体験、




外科手術を受けたのです。





「そけいヘルニア」やさしく言うと脱腸です。




出てきた腸を内側へ引っ込めて




メッシュでカバーして留める、




そんな手術です。




治療法は手術しかないそうですが




ドラマの「ドクターX」で見るような天井に




照明がたくさん付いている手術室に歩いて行って、




自分で手術台に乗ったときはまさに俎板の鯉、




自分の運命を他人にゆだねるという




完全無防備状態なんですね。




全身ではなく脊椎麻酔でしたが




催眠ガスをマスクから入れられて、




あっという間に記憶が無くなっていきました。




気が付いたのは自分の病室で、




どれだけ時間がたったかもわかりません。




家内と娘の声で目が覚めました。








しかし、それからが大変で、




トイレに行こうにも、




どう起き上がるか右手の位置、




左手をどう使うか、




足はどうするか、




以前90才の先輩を介護して




トイレに連れて行ったときを思い出しましたが、




まさに一つ一つの動作が問題なのです。




たった一泊の入院でしたが、




まあ情けない。




けれどカミさんに優しくしてもらったからいいかな、




あはっ。







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