ふしぎな体験

 




あれはたしか平成19年の1月のことだった。








大阪の小児科の奥村輝美という医師が午前中は診察、




後は退行催眠という潜在意識を動かして




過去世の自分を思い出すという催眠術をやっておられた。




長い背もたれのゆったりした椅子に座らされて




「現世のあなたに一番関係の深い過去世に戻ります。




これから階段を降りていくイメージを持ってください」




実は事前に1ヶ月間、寝る時に、




送られたCDを聞くように言われていて




催眠術に入りやすいように訓練されていた。




階段を降りて床に降り立った時




「足下に何が見えますか」




と聞かれた。




皮で出来たサンダルをはいていた。




そういうと




「目線を上げてください。服はなにを着ていますか」




「ズンドウの服を着ています」




「外に出てください。なにが見えますか?」




「ここは港町です。」




そこから始まって、




その過去世は15世紀のイタリアの港町で




自分は港の管理人であること、




今の娘の一人がこの時代の妻であり




他の娘たちもこの時代の子供であったこと、




一番楽しかったのが当時パブの女主人で




今の家内とおしゃべりすることだった。




ショックだったのは




その人生の最後が




馬小屋の2階から縄で首をくくっての死亡で、




管理していた港の帳簿を




説明できなかったのを恥じての自殺だった。




「この人生からあなたは何を学びましたか?」




「自分を責めない。人も責めない、ということです。」




リアルでショッキングな体験だった。





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