本当のマイナンバーの呼び方

 


来年から、いよいよマイナンバー制度が始まる。




考えていけばいくほど大丈夫かと心配になる。




そもそもマイナンバーという呼称にしても




官僚の意図を感じる。




マイカー、マイホーム、マイブームと




マイをつけるのは、




自分が選んで自分だけの為に




使うという意味で使われているものだ。





市役所で顔も見られずに勝手に付けられて




「あなたの番号よ」と言われても




「マイ」とは言えない。




しかも自分のためになるのかというと、




やれ「人に知られるな。落とすな。




書き間違いするな。あれにもつけろ、




これにもつけろ、ネットでのウイルス防御のため




強烈なファイアーウォールを付けろ、と、




自分のことは棚に上げて、やかましくいう。




それについての助成金はあるのかと聞くと、




予算がないから消費税を上げるのです、と答える。





そして国が発注するIT企業には




しっかり自分たちのOBが天下りしている。





実は、本来の番号法の名称は




「行政手続きにおける特定の個人を識別する




ための番号の利用に関する法律」なのである。




どこにもマイナンバーなどと優しい雰囲気はない。




つまりこの正式名称を短く、




解りやすくするとすれば




「個人識別番号」




と呼ぶべきでどこにもマイナンバーと




呼べる要素はないのである。




関東、関西では偉い評論家にセミナーを




依頼している団体が現れて来たという。




来年から支払調書に先生の




マイナンバーを書かないといけない。




その団体がまともな団体ならいいが




講演料と引き換えに先生は




自分のマイナンバーを教えることが




できるのだろうか。




でも義務だからなあ。











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