4月
2017年も早くも4月、新年度となった。
「ドッキドキドン一年生」という童謡がある。
子供たちが小さいとき
幼児向け番組で流れていた童謡である。
「桜咲いたら一年生、ひとりで行けるかな」
思いだすと胸がキュンとなる。
結局、3人の子供たちを送り出した。
苦しかったこともあったろうが
楽しかったことだけが残っている。
育てたというよりも遊んだという記憶しかない。
「一文抱き」「サバの三枚おろし」
「にんげん布団」「にゃにゃにゃにゃんとみ」、
我が家独特の遊びを思い出すと
なんであれがあんなに楽しかったのか、
不思議に思う。
家内から子供をどう育てようかと聞かれたとき
「なあん、むぞがっときゃ良かったい」
の一言で3人の娘たちの将来が決まったようなもんだ。
以来、教育方針らしき会話はなかった。
今更、ああしてやりたかった、
こうすればよかったと思っても
最早どうにもならない。
それでも親になってこの年になったら
子供たちの幸せが一番の幸せである。
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