白駒妃登美さん
10日土曜日の夜、植木文化ホールで
白駒妃登美(シラコマヒトミ)さんの講演会があった。
事務所の上村氏が
「この本、なかなかいいですよ」
と見せてくれた
「歴史が教えてくれる-日本人の生き方」
を走り読みしたら引き込まれてしまった。
ネットで調べてみたら植木でセミナーがある
ということで早速応募したのだ。
元CAの主婦でもあり博多の歴女
といわれるおそらく40代後半の美人であった。
日本史といっても年代と
名前と何をなしたかを暗記する
だけの勉強しかしていない。
しかも明治維新から現代までは
3学期のほとんど時間切れで教わっていない。
この本に書いてあるようにどんな気持ちで
何故そんな行動をとったか、
それが分かっていたら
少しは志を持った人間になれてかもしれない。
考えてみたらその人の生き方が
歴史となって残ってくるわけで
歴史というより思想史である。
白駒さんの主張は
「自分の命より大事なものを見つけよう」
そうすれば自分の命も他人の命も大事にするようになる、
というものであった。
最後に18歳の特攻隊員の遺書を暗唱された。
「後に続く生き残った青年が、
戦争のない平和で、
豊かな、世界から尊敬される、
立派な、
文化国家を再建してくれる事を信じて、
茂は、たくましく死んで行きます」
涙ながらに訴えられた。
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