組織ガバナンス
最近、日本の組織の硬直化が取りざたされている。
日本大学アメリカンフットボール事件、
日本レスリング協会のパワハラ事件、
東京医科大学の裏口入学東京女子受験生意図的減点調整、
日本ボクシング連盟の内部告発問題、
下火になったが文部科学省の森友加計問題、
いずれも組織ガバナンスに問題があるということに他ならない。
執行部へのチェック体制が不充分
であるということなのだが、
これはそもそも
国や地方自治体にガバナンス機能がないから
ではないかと思う。
何故そう思うかというと、
納税者のほとんどが自分の収めた税金の行方に関心がない。
それは納税者のほとんどが
税金が公正に国民のためにのみ使われていると
信じていないからである。
どうせ誰か一部の者のために使われている
と疑っているからである。
国民が真に納得できるしっかりとした監査システムがあり
自分の納付した税金が
確実に国民のためにのみ使われているという保証があれば
たとえ高くても納税し真剣に政治を考えるだろうし、
ガバナンス機能も高くなっていく。
もはやこの日本では3権分立はガバナンスが機能できない。
監査機能が入っての4権分立でないと
日本に正常な発展はないと思う。
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