菅内閣の試練
テレビを見ていたら家内が
「これどういうこと?」と聞いてきた。
菅内閣が学術会議のメンバー任命を
6人だけ認めなかったニュースである。
知ったかぶりで説明すると「じゃ香港と同じじゃ?」と
失望した風に言った。
なんとか答えたつもりだったが
自分でも菅内閣の基本的な姿勢が分からなくなってきて
日本学術会議をネットで検索してみた。
そもそもの菅首相の任命見送りの理由が
①「法に基づいて内閣法制局にも確認している」
②「総合的、俯瞰(ふかん)的活動を確保する観点から判断した」
というもので
①は法的手続きに問題ないからこれでいいのだという主張。
②はこの6人は政府の方針に反したため総合的俯瞰的に
学術会議の活動を確保するように
就任見送りの判断をしたと言っている。
官房長官時代は意味不明な説明をしても
言葉尻をつかめさせないから
逆に慎重で沈着な印象を持っていたが、
首相の弁にしては失望感がある。
行政改革の一環とすれば、
会員手当の予算が年4500万とされている。
会員210名の日当で1名あたり年21万4千円である。
アホカ!全部の予算が10億。
事務スタッフが50名。
いったい何のために日本一流の学者の知恵を
無給に近い報酬で、かつ恩着せがましく集めているのか。
今までがぬるま湯だからちょっと締めてやったというのなら
政府の使い方が悪いのに決まっている。
学術会議は内閣府にあるのだから。
衆知を集めて日本の国力を高めようぜ。
このままあきらめたくないでしょ。
期待してたのよ菅内閣。
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