復活
タヌ子が元気だった頃、
宿敵だった近所の飼い猫、
三毛のミーが最近やってくるようになった。
ミーは通称で三毛猫だからおそらく雌猫だろうと思い、
勝手にミーと呼んでいる。
彼女の実家での呼び名は知らない。
かなり以前、タヌ子の首輪をつけたミーを抱いて
飼い主である婦人がもう一つ別のタヌ子の首輪をもってやってきた。
両方ともタヌ子の名前が入ったメタルがついていたのだが
「これ、お宅のネコの首輪じゃありませんか?
うちの子と喧嘩ばかりしていじめるのです」
と言ってきた。
なぜかその一方の首輪だけ返えして帰って行かれたのだが、
我が家の敷地内ではいじめっ子はミーであり
勝手に侵入して爪を研いだりタヌ子を威嚇したりしていた。
なので彼女をみつけたら
タヌ子とともに箒をもって追っ払っていたのだ。
ところがタヌ子亡き後、
よくよく顔を見ると何とも可愛い。
敵対する理由は過去のものとなった。
ただ、はちおとの相性がまだわからない。
「はちおが来なくなったらどうしますか」
という意見もある。
三女の言納はついに持論を曲げて
チャオチュールをやってしまった。
さあどうする。
でもこんなに可愛い。
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