業績データ

 年々、顧問先企業の業績が低下している。

くまもと未来国体が開催された平成11年頃は12千万だった平均売上高が平成23年は8千万に落ちている。

社長の平均給与も年600万だったのが500万となり税引前が49万の損失となっている。

ただ平成11年は黒字企業が51%だったのに対し平成23年は60%が黒字となって増えてきてはいる。

勿論、当事務所の限られた顧問先企業のデータであり、

売上高にしても他のデータにしても良い企業もあるし悪い企業もある。

しかし、思っている以上に業績に格差が出来てきたように思う。

「国体が終わったら熊本の公共工事は激減し仕事がなくなる」

と当時、異口同音に各経営者の方は言っておられた。

そして10年以上経って、なんらかの対策が有効に働いた企業とそうでない企業と差が出てきたように思う。

我々中小企業にとって社会の動きに合わせて動くということはこれほどまでに難しいと痛感させられる。

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