「散り椿」
これは見なきゃと思っていた映画でネットで調べたら
視聴者評判が☆三つだったのでいささかひるんだが
せっかくの三連休の最後の日なので光の森ゆめタウンに行った。
岡田准一の「散り椿」である。
散り椿は、
普通の椿のようにボトッと花ごと落ちるのではなくて
桜の様に一枚一枚散っていくのでその名がついたようだ。
葉室麟の扇野藩シリーズの小説「散り椿」の映画化であるが
予告編での岡田准一と西島秀俊の立会が斬新で
「るろうに剣心」の佐藤健の殺陣と同様
「オッ」と言ってしまった。
チケットを買うのに手間取って真っ暗な館内のまんなか、
お気に入りのシートにすべりこんだかと思いきや
隣のペア客が二人でカサコソポップコーンを食べて
本人達も気にしているのだろう、
出来るだけ音を立てないように食べているのはわかるが
どんなに小さくてもカサコソは耳障りなのだ。
しかも映画館自体が「見ながら食べて」
と言って売っているのだから、たまったもんじゃない。
我慢に限界がきて違う席に移ったが
そこはハジッコすぎて画面が斜めに見えるので
もう一度前列に移って画面を見上げるような格好になったが
あきらめた。
物語の前半、
新兵衛だの采女だの篠だの源乃進だの
会話の中に名前があふれて
誰が誰やらまとめるのに苦労したが
次第に物語が分かってきた。
☆4つあげたいところだが3つ半。
確かに殺陣は斬新!
武士には命を超えるものがあると言いたかったのか、
もう一つ感動したかった。
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