日常塾
元県立劇場館長の鈴木健二先生が来熊されて
パレア9階で半日の日常塾を開講された。
満89歳だが90歳だと言われる。
それは太平洋戦争で未だに遺骨が帰っていない
120万人の戦没者を忘れないために
当時の年齢の数え方で言っているんだと話された。
杖は使われていたが
言葉には覇気があり記憶力も衰えがなく
人名もスラスラと留まることもなく話された。
「あなたの人生で一番輝いたとき」というテーマで
塾生の意見を引き出していかれた。
私も指名されたが、
転職を10回以上繰り返して
やっと40歳で税理士試験に合格したことを話した。
「初めて聞いたな」と鈴木先生はおっしゃってくれた。
出席者は50名だったが
和やかで笑い声が行き交った講義であった。
私の部屋の壁に先生の揮毫で
「生きて生きて生き抜く」という色紙を掛けている。
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