「僕とシッポと神楽坂」
ちょっと切なくて途中で見るのをやめてしまった。
心臓腫瘍のゴールデンレトリバーの犬が
坂の上動物病院に運ばれて来たのだが
他の病院では手術が難しく受け入れてくれず
高円寺(相葉)先生は可能性がある限り手術を引き受ける
と言って飼い主の中年女性を勇気づけた。
その付近でストーリー展開が予想され、
これは一悶着あって続けて見ると疲れるなと思い
GYAOの別の映画にした。
月曜日の今日お昼の弁当時間で
そういえば途中だったよねと思いだして続きを見た。
食べながら見ていたらなぜか涙が出てきた。
自分はなんと安上がり感性だと思いつつ、
どうせただで感激できるのだからと
嗚咽をこらえながら弁当を食べた。
案の定、手術は成功するが術後の経過が悪く犬は死亡する。
するとSNSに坂の上動物病院への非難が炎上し
周りの住民達との関係もぎくしゃくし出す。
そしてその女性も失踪してしてしまう。
その知らせを女性の息子から聞いた
高円寺先生以下スタッフ達は町中を探し、
ついに女性を捜し出す。
高円寺先生の動物に対する思いが女性や息子に伝わり、
SNSに仕掛けた張本人は自分だとその息子が名乗って一件落着する。
その高円寺先生の「虹のふもとで動物たちは待っています」
というせりふが何度聞いてもぐっと来てしまうのが
前期高齢者の安上がり感性なのだ。
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