税理士会総会

 




先週、南九州税理士会の総会に20数年ぶりに参加した。




熊本、宮崎、大分、鹿児島の4県の税理士の総会である。




2500人余りの会員で




ここに所属してないと税理士として開業できない。




そのうち熊本県は約1000人在職している。




熊本市の日航ホテルでの開催で




久しぶりの総会参加だったが




見回すと席を埋めているのは




各県の役員ばかりで向かい合わせの会員席は




ほとんどが委任状参加であり空席がめだった。




今まで発言したのは20数年前鹿児島での総会で、




一人複数票の役員投票を一人一票づつにすべきだと広用紙に絵を書いて、




いかに偏った投票結果になるかを訴えたものであった。




幸い3年ほど後に採用してくれた。




今回訴えたかったのは




税金の負担と受益の見える化のシステム作りに




税理士会がアクションを起こすべきだという主張をしたかった。




これから税金は消費税を主体として増税に向かっていく。




しかし、その使い方についてしっかりしたチェックがなされて




国民の受益になっているという保証がないと




重税感だけが増して政府に対しての信頼感がなくなり納税意欲が消える。




そのチェックの仕組みができているのが北欧諸国である。




したがって高率の税金であっても




政府に対しての信頼感が高く




税金で国に貯金をしているという感覚を持っている。




なので北欧5か国の幸福度ランキングは10位に5か国とも入っている。




日本は47位である。




会場の反応は何人かの拍手があったが




執行部からの答弁はのらりくらりの現状維持であった。




まあそういうことだとは思っていたが一応、




会員の義務は果たすべく発言はした。




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東京CPA会計学院校長

きびこ なう

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