恋の予感


スタッフと飲みながら個人的な話が



出来る機会を作っているが、



先週金曜日の夜、



男子スタッフS氏と飲みに行ったとき



「聞いていますか、昨日のこと」



と切り出してきた。




何事かと思いながらも平静を装い



「どうした?」



とジョッキを置いて聞きにまわったら



「昨日、子猫が現れたんですよ。



野良の子猫です。まだこのくらいの」



と両手で20センチくらいの幅を作った。




「フジ夫と同じブチです。



真ん中の倉庫の下に潜ったので



キャットフードを持っていったら



『ファー』と威嚇して・・・



シャメ撮っとけば良かったですね」ときた。



総務から報告はなかった。



ここのところ研修や監査で直接帰宅することが



多かったのだが、



業務外の出来事だからわざわざ



「のらの子猫が来ました」



とメモすることもなかったのだろう。





早速翌日の土曜日、



キャットフードをかつてフジ夫の使っていた



ステンレスの皿に入れて、



真ん中の倉庫の下と念のため



西側の地蔵様の横と



2坪畑の梅の木の下に植木鉢の下皿に



キャットフードを入れて計3カ所、置いておいた。



・・・で日曜日、



見てみると餌が3カ所とも空っぽであった。



まったく一粒も残っていない。



あたりを探したが猫の姿は見えない。



以前試みに餌を置いていたのを



下皿ごとカラスに持って行かれたことがあったが、



今度も地蔵様の横に置いていた



下皿がお隣の畠に飛んでいた。



とにかく補充し、



もしかしたらの新しい恋の予感を楽しむことにした。









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