冤罪

 




免田事件で再審無罪となった免田栄さんが6日亡くなった。




95歳だった。






34年間死刑囚として獄中にあって




1983年7月に無罪即時釈放となった。




以後は57歳から37年間




死刑廃止等の社会運動にも取り組んだ。




初自白したのになぜ冤罪となったか、




足利事件でDNA再鑑定の結果、




無罪となった菅家さんの場合でも、




「裁判で無罪を主張しよう」と思っても、




一旦巧妙に自白を誘導されたら




公判ではどこまで行ってもくつがえされないという




司法の硬直があるからだ。




即ち判事も検察や警察の取り調べが




一旦成立して起訴までもって来られたら




信頼せざるを得ない。




書類に頼らざるをえないからだ。




最新のDNA再鑑定という




決定的な無罪証明があったから




この足利事件は冤罪として危うく認められた。




実はわたしも熊本北署に




知人の参考人としてよばれたことがある。




1時間半ほど聴取されたが




相手は40才前後の警部補で巧妙にこちらが知らないことを




もっともらしい事実として




繰り返し繰り返し問いかけてくる。




この聴取で




「自白は誘導される。冤罪は起こりうる」と確信した。




なのでこういった聴取を受ける場合は




必ず携帯に記録しておき、




何を聴かれどう答えたか、




明確にしておくべきだと思った。





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