お隣の南天
事務所の石仏にお勤めしている時、
お隣の南天がすっかり赤くなって
枝によってはまばらになってきていることに気がついた。
例年お正月に神棚と石仏の榊に南天の実を供えて
お飾りにしているのだが、
鳥たちが食べ尽くしていて
良い枝振りが残っていない年もある。
もちろんお隣にはお許しを頂いているのだが、
時には見かねて手の届かないところを
手折って貰うこともある。
来年こそは早めに取っておこうと思いつつ
一度もやっていない。
どのくらい保ってくれるか分からないが
神棚に供えてから1ヶ月は保ってくれている。
ならば12月に採集するか、
しかし11月にはいったばかりで
こうもまばらになっているのであれば
果たして残されているか分からない。
南天の実を愛でる秋の心境よりも
実利を思う経理屋のさもしい性である。
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