懐かしい朝食





 今朝、日課のラジオ体操をやろうと駐車場に出たら、




風に乗って、いい匂いがした。




香ばしいハムエッグの匂い




縁がパリパリになったハムの上に




こんもりと目玉焼きがのっている。








どこか近所の朝食であろう。




体操を始めてしばらくしたら甘い匂いと




焦げた匂いが流れてきた。




おそらく焼いた食パンと蜂蜜だ。




S宅の勝手口が開いた。




弊社の西寄りの家である。




ご主人は毎朝ロードバイクでヘルメットつけて




颯爽とバイクウェアで出勤される。




子供たちは男の子と女の子二人で




備え付けのバスケットゴールにシュートして遊んでいるの見かける。




時々ボールがあっちこっち飛んで忘れられ、




あまりに汚れているときは




洗ってゴール下に返したこともある。




奥様も背が高く若い時はスポーツウーマンであったろう。




かい家庭の朝食を思い浮かべた朝であった。




我が家?子供たちが小さいときはそうだった。




あれから45年、




それぞれに、わたしは牛乳にアンパンかバナナ1本。


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