始皇帝
今の私のマイブームは中国ド ラマ「始皇帝・天下統一」で、 HULUで見ている。 2020年に 中国で制作されて 全78話製 作費が165億円の超大作であ る。 漫画「キングダム」と同 時期の秦国が舞台だが 漫画は「わらべ信」が主人公で ドラマの方は始皇帝となる嬴政(えいせい)が主人公である。 今、嬴政が太子と決まったところまで見終わった。 趙で人質として育った嬴政は、 屈辱と孤独の中で師匠・申越(しんえつ)から 「人は生まれではなく志で王となる。怒りに支配されるな」 と教えられ、その言葉が心の灯となった。 これは後の“法治国家・統一国家”を築く政の哲学の芽になっていく。 趙での政は、同年代の子どもからも大人からも侮辱されるが 申越だけは「お前はお前だ。誇りを捨てるな」と寄り添い、 最後は身をもって政を守る。 秦へ戻った政は権力闘争の渦中に立たされるが、 趙で培った意思の強さを武器に、 父・子楚の遺志を受け継ぎ王として歩み始める。 お昼と帰ってからの夕食後の一時間が楽しみである。