開経偈
開経偈という短いお経があって
最近般若心経の前に唱えるようになった。
これは本式のお経を始める前に
心を整えるために唱えるもので
ふと思いだして唱えるようになった。
開経偈
無上甚深微妙法 [むじょうじんじん みみょうほう]
百千万劫難遭遇 [ひゃくせんまんごう なんそうぐう]
我今見聞得受持 [がこんけんもん とくじゅじ]
願解如来真実義 [がんげにょらい しんじつぎ]
これを自分勝手に訳して
この世界は人智の及ばない不可思議な法則で成り立っている。
その不思議な世界に自分は幸運にも生かされている。
この世界を自分は現実に
見て、聞いて、感じて受け取っている。
どうぞこの世界の真実をわからせてほしい、
と瞑想している。
次から次と知りたいことが出てきて
週末やろうと思っても結局十分の一でもやれば良い方で、
ほんとに無上甚深微妙法 なのだ。
101歳で亡くなられた南無の会の松原泰道師が
その直前の講演で、
支えてくれた人たちの恩に報いるために
本を読み文を書き講演をすると言われていた。
生きている限り学んでおられたのだ。
百歳まで生きられるかどうかはわからないが
好奇心だけは持って学んでいきたいものだ。
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