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チッチ なう

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連休があってチッチ作戦も 順調に進んだかに思えたが結局、 現状は甘くない。 しかし主たる作戦目的は達せられた。 「いたち」捕獲用のオリを顧問先の ビルメンテ業企業からお借り して 仕掛けたところ、 ものの見事に一発で保護?。 そのまま動物病院へ運び、 2泊後避妊手術は終わった。 手術が終わったとの報を受け取り、 かってフジ夫が使っていたオリの中に 新しくチッチ用の赤チェックのベッドと 猫トイレを準備し引き取りに行った。 室内でしばらく体力をつけてから 放すつもりであった。 ところがニャアニャア暴れ回るので 逆効果になるかと思い、解放してやった。 3日間の苦痛で嫌われたかと思ったが、 次の日はしっかり餌を食べに来てくれた。 ところが黒キジ猫だの「おっさん猫」だの 「ここは俺のテリトリーだ」とばかりに チッチを追いかけ回す。 だからだろうチッチは餌を 食べるときもまわりを警戒しながら落ち着かない。 朝と夕のエサ時間になっても姿を現さなくなった。

チッチ あれから

  動物病院から捕獲用のオリを借りた。 病院によれば、 この中に入れて連れてくれば、 あとは当方で麻酔をかけて 避妊手術なり 予防注射なり健康診断なりが できるとのことであった。 早速、そのごつい鉄製のオリを借りてきた。 上からも横からも入れることが出来ます。 閉め方はこうです、 と若い看護士さんから指導を受けた。 あとで思えば、その時、 大きな虫取り網を考えれば良かった。 教わったとおり、オリの中に餌皿を入れて チッチが入ったところで 入口を閉める作戦を立てた。 翌朝、何度かの予行演習を済ませ、 彼女が来るのを待った。 もちろん裏口を開け、 そこからオリまで点々とキャットフードを置いて ゴールの餌皿はオリの奥である。 はたして定時になって彼女はキチンとやってきた。 いつもと変わりなく部屋の中に入ってきたが、 ハタとオリの入口で止まった。 そらそうだろうゴツイ黒光りの鉄格子のオリだ。 これを何度か繰り返した。 その度にエサを点々と置き直し、 辛抱を重ねたとき、 そんなに言うんだったらと思ったかどうか、 おずおずと中に入ってくれた。 はやる心を抑え、すっとオリに近寄り、 入口の鉄格子を閉めようとした瞬間、 チッチの身体が挟まり電光石火、 風のごとく走り去ってしまった。 以来、彼女を見かけない。 エサ皿は朝夕置いているが 顔を合わせたくないのか時間を ずらして食べにきているのだろう、 この2日、姿を見ていない。

チッチ なう2

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  下の娘がチッチに会いたい というので土曜日の夕方、 彼女を事務所に連れて行った。 チッチはしっかり裏ドアの前で待っていた。 事務所内に招き入れ、 ステンレスのエサ皿に キャットフードと猫缶の魚フレークを 混ぜて 床に置くと、 警戒しながらもおずおずと近寄ってきた。 娘は直接、エサを手から食べさせようと 地べたに死んだフリをして 手を差し伸べじっと待っていたが エサ皿の続きだと勘違いしたのか ついに直接手からエサを食べた。 「くすぐったい。チッチかわいい」 と高周波の鼻声で娘が言った。 いつも猫パンチではねのけられている 父としてはなんとも面白くないが 床とはいえ地面に死んだフリしてまで エサをやるほど猫に媚びたくはない。 とは云え、 はやいとこ、さわれるようにならないと 繁殖期との兼ね合いで問題が 複雑にならないとも限らない。 4,5 匹子猫をつれてきたらどうする。