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10月, 2017の投稿を表示しています

軍歌

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  週末での仕事は                                                                                                   嫌でしょうがないので 軍歌を流しながらやっている。 そうすると不思議と仕事が進む。 最近気に入っているのは蒙古放浪歌である。 2番の 「波の彼方の蒙古の砂漠  男多恨の身の捨て処  胸に秘めたる大願あれば  生きて帰らん望みはもたぬ」 と言う歌詞がなんとも切なく 当時の青年たちの想いが 理解できる気がする。 国のために家族のために 自分の命を犠牲にして尽くすという 「生きる本分」を持つことの 男の浪漫は哀しいが感動する。 ただ「戦艦大和の最後」で、 「この水上特攻は犬死だ」 という若手士官たちの議論に 臼淵巌大尉が諭した 「進歩のない者は決して勝たない。 負けて目覚める。 俺たちはその先導になるのだ。 日本の新生に先駆けて散る。 まさに本望じゃないか」 と言う言葉に対し、 果たして新生日本の私達は しっかり応えているだろうか。 国のために尽くす 愛国心を養えと言う前に、 その国を指導する人達が 真に国民の為にのみ 施政している体制となっているか ということを考えてもらいたい。 その公正にして厳正なチェック体制が 出来て初めて自分達の国としての 愛国心が目覚めてくると思うし、 そうある

衆議院選挙

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小池ブームが あっという間に消えてしまった。 ブームの中心であった 東京 25 区中 23 区に 候補者を擁立したものの、 たった1人しか当選しなかった。 副代表格の若狭勝氏は 比例でも復活はかなわなかった。 7 月の東京都議選の圧勝から たった 3 か月で あの熱狂した都民の支持は どうなったのだろう。                              選挙直前に音喜多・都議団幹事長が 「小池都政は情報公開を 強く言っていたにもかかわらず、 実際とちがう」といって抜けていったのは 都政は清潔になったと思っていた 有権者に冷や水をあびせ、 これも直前に起死回生の捨て身戦法であった 前原民進党全党一致の 希望の党への横滑りの受入れに、 小池代表は当然ながら 政策協定書を突きつけ、 ただ余計なことに 「従わなければ排除する」といってしまった。 この 意外な展開の中で、 受け入れてもらった候補者も 受け入れた希望の党自体も 致命的に新鮮味が消えてしまった。 皮肉なことに政治理念は 譲れないとしてこれも直前、 新党を結成した 立憲民主党の枝野代表は男を上げて、 野党第 1 党となった。 選挙は水物というがまったく劇的、 意外な展開であった。 しかしこれからの 自民党、安倍政権の行く手は 超難題が山積みであることには間違いない。 この難題を誰に任せられるかという 国民の解答がちゃんと出たわけである。

高齢者とは

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  スタッフの義父上が亡くなられた。 熊本サッカー界の功労者で 叙勲を受けておられる緒方健司さんである。 97 才ということであった。 80 才を超えてもサッカーを続け、 亡くなられる直前まで 意識がしっかりされていたそうだ。               実は先日、高齢運転者講習のはがきが届いた。 これを受講していないと 免許更新ができないということだ。 願ってもないことで 自分でもどのくらい 運転技術が 低下しているか 知りたいと思っていた。 平櫛田中 ( ひらぐしでんちゅう ) という彫刻家は百才の時、 2 、 30 年分の彫刻用木材を買い込み、 実際にブロンズ像ではあるが 「五十鈴老母」という作品を造った。 彼の「六十七十は はなたれ小僧  おとこ盛りは百から百から」 という言葉は励みになる。 享年 107 才であった。 事務所も高齢化して平均年齢が 56 才である。 娘の言納が来てくれなかったら 57 才であった。 11 月から新卒 22 才の女性スタッフが入社する。 20 代が二人となる。 彼女たちをなんとしても 一人前に育てないといけない。 ご両親のことを思えばなおさらである。 「五十六十は はなたれ小僧  男盛りは古希から古希から」 と言い換えて、一から出発なのだ。

体育の日

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  第二月曜日はスピーチトレーニングの日である。 10 月のこの日9日は体育の日なので 翌週の月曜の 13 日に変更されたことを まったく忘れて夕食もそこそこに出かけた。 途中、宿題が会ったことを思いだし、 課題の2分間スピーチを練習しながら運転した。 子飼まで来たとき渋滞が始まった。 だいたいこの付近は混むのが 普通なのでそのうち動き始める だろうと思っていたが、 まったく動かない。 ひょいと窓越しに歩道を見ると 祭り装束の中年男性が団扇を あおぎながら歩いている。                               不安になって家に電話してみた。 「今日はなんかあってると?」 「ボシタやるってラジオでいってたよ」 台風で伸びたのは知っていたが 今日だとは思いもしなかった。 浄行寺交差点までなんとか進んだが、 セミナー開始時間に間 に合いそうにないので 世話役の人と講師の先生に 電話してみたが留守電に なっていてかからない 道路標識を見たら 22 時まで渋滞と 表示してあってセミナーは 9時に終わるのにこれでは間に合わない。 意を決して藤崎宮手前の信号で U ターンして帰ることにした。 なんとか家たどりついたら 世話役の人から電話があって 延期になっていることを知らされた。 どうしてこうあわてんぼなのか、 やっぱり準備力不足なのだ。 でも3連休なのに2日間は仕事したんだよ。 この 70 のじいちゃんは。