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大輔なう

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確かに大人げないとは思った。 ソファーでゆっくりくつろいでいる 大輔を撫でようとしたらなんと 「ウ ~ 」と唸ったのである。                                  「今、何と言った?」ハッタと 大輔をにらんだら 大輔もホホをピクつかせて 「きたら、カム」と言った。 かかりつけの獣医の K 先生によると 犬は誰がボスか、自分より偉いのは誰か、 と考えるから、常に強い立場でいることだ、 と言って大輔をぶり投げたことがある。 以来、大輔は K 動物病院に行くと 全身をガタガタ言わせて震えるのだそうだ。 それを思い出して 「なめんな!」と頭をたたいた。 間髪入れず「ガウガウガウ」 と連続で腕にかみついた。 分厚い丹前をちゃんと着ていたから、 痛くもなんともなかったが、 心に負った傷は痛かった。 毎朝の散歩と餌やりは 一体大輔にとってなんなのか。 犬は忠義心の象徴ではなかったのか。 70 歳と 11 歳の絆はこんなにもろいものであったのだ。

たぬ子対策 パート2

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親の心子知らずと言うが先週用意したオリは たぬ子にとっては牢獄に感じたようで 七転八倒鳴き声も凄まじく マットや便器をひっくりまわし、 これではご近所迷惑になるので あきらめてしまった。 そこでフジオも利用していた 垣根のねぐらを復活させた。 建築業の顧問先様から特許の 壁用断熱材の端切れを貰ってきて カッチリ組み立ててみた。 かなり頑丈に出来て保温性もばっちりであった。 ところが入口が狭くなって 中に入ってくれなかったので そこだけ段ボールにしてみた。 結果はなんとか頭は突っ込んでくれたが お尻まではいれてくれない。 餌皿を奥の方に置いているのだが 警戒しているのだろう、 お尻は外に置いている。 したがって食べ終わったら、 はいそれまでよ、なのだ。 言って分かるものでもないのでじれったいが なんとも仕方がない。 これから寒くなるのにどうすりゃ気に入るのよ。

たぬ子対策

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今朝は格別に寒かった。 たぬ子は毎朝毎夕、 餌を貰いにやってくるが 時々鼻をグズグズさせている。 寒いのだろう。 どこで寝ているか知らないが 勝手口に作ってやっている寝屋を 全く使ってくれない。 何度か餌を中に入れて 慣れさせようとしたが駄目であった。 そこでフジオのときに使っていた オリを倉庫から出して組み立て、 トイレと寝床を中にいれ、 応接室に泊まらせようと思っている。                         果たしてストレスにならず ゆっくり熟睡してくれるかどうか わからないが少なくとも風邪はひかないだろう。 タイマーを入れて暖房しておけば どんなに寒くても大丈夫である。 警備の方も連絡しておいたから 迷惑をかけずに安全は確保される。 フジオのときはどんなに静かに ドアを開けてもサッと気配を感じ ニャーと鳴いていた。 朝一番の仕事は餌を食べさせながら ウンチの始末であったが これが苦になるどころか どんなウンチだろうと 楽しみになっていたから 不思議である。 うまく慣れてくればいいがと思いつつ、 あしたからのたぬ子のウンチが楽しみである。

人生の目的

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元 NHK アナウンサーの鈴木健二さんが 主催した日常塾で心に残った講話がある。 仏壇に飾られている燈明と供花の意味を 考えなさいという問に誰も答えられなかった。 すると鈴木先生は 「燈明は闇を照らす智慧の光、 供花はまわりを和ませる慈悲の心を表している。 すなわち仏様はこの二つを人生のテーマ、 生きる意味だと教えておられるのだ」 と説明された。 もう30年ほど前であるが 年を取れば取るほど 自分に言い聞かせている 言葉になっている。 この世の中は 人智の及ばぬ奇跡によって 成り立っているが 智慧の働きによって 人間は少しずつでも進歩し続けている。 人間関係もまわりを傷つけることなく 思いやり和ませれば自分自身も 幸せをつかむことが出来る。 智慧を磨き人を愛する。 これが人生の目的だというのである。 単純にして明瞭であり反論すべくもない。