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4月, 2021の投稿を表示しています

タヌ子なう

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  タヌ子は元気になった。 今までの 10倍ものセレブご飯を食べて、 何 事もなく過ごしている。 昨日、妙 に優しい声でニャアと鳴くので、 どうしたのかと事務の手を止めて ソファに座っている彼女を見ると 、 小さな雀を足下に置いてニャア と鳴いた。 「これ捕まえた。あげ る」と言うのであろうか。 あわて てティッシュをとって小雀をまる め、 2坪畑に埋めた。あんな優しい声は聞いたことがない。 「たべる?」恋人からアイスをもらった気分になりたい。 そういえば今の彼女のセレブエサ茶碗は 私の福猫のご飯茶碗になっている。 福を持ってきて欲しいという願いは小雀になってしまった。 満足した顔の彼女はカマクラで ゆっくり昼下がりを楽しんでいる。

タヌ子 生還

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今朝、出勤したら駐車場横のダンボールで作った第2ネグラから のびをしながらタヌ子が出てきた。 ネグラの中に手を入れると敷いてある布がタヌ子の体温で温かい。 今朝も冷えたからこの中で待っていたのがわかる。 手術を受けた翌日の昨日、病院から連れ帰った。 抜いた歯を見せてもらったが7本あって いずれもボロボロに腐っていた。 これでは今まで痛かったろうと思う。 驚いたことに年齢は15歳ですと告げられた。 血液検査のデータからすれば、ネコ白血病の割には元気で、 このまま発症しないかもしれませんとも言われた。 ただ腎臓の数値が悪く シニア用のロイヤルカナンを与えるように指示があった。 今までのえさの10倍ばかりの値段のようだ。 一気にセレブネコに昇格した。 すっかり日常に戻ったタヌ子は玄関前に陣取って朝日を浴びている。 ネットで見ればネコの15歳は人間にすれば76歳なのだそうだ。 お互い元気に100まで頑張ろうな。

タヌ子手術決定

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  先週、タヌ子を病院に連れて行った。 手術をするかどうか見て貰うためであ る。 運転しながらタヌ子をなだめるの は 無理があると思って三女に付き添っ て貰った。 猫用のキャリーバッグにい れるとやはり異常を感じて鳴く。 これ が嫌なのである。 娘がバッグに手を入 れてなだめる。 心配なのはこんな手術 前後のストレスで 持病の白血病が発病 しないかと言うことだ。 獣医の先生に聞いてみた。 即座に、そんな事はありませんと断言されて、 抜歯の手術に耐えられるか レントゲンを撮りたいと言われた。 初めてタヌ子のレントゲン写真を見た。 骨が文字通り露骨に見える。 とくに懸念するところはなく手術は大丈夫ですと言われて、 今月の19日に手術と決まった。 それまで抗生物質を朝晩飲ませることになった。 今はカリカリを痛がるので 猫缶の魚肉の上に青い錠剤を乗せてたべさせている。

山鹿 ピザと八千代座

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何の気なしに外出したくなって 「阿蘇大橋を見に行かないか?」と家内を誘ったが 「混む所へは行きたくない」とつれない返事が返ってきた。 昼近くになって 「山鹿にピザ食べに行く?」 とラインが入った。 気の毒に思った三女が提案したのだろう。 彼女の軽自動車で家内とで3人で出かけた。 ピザ屋は地元でも有名らしく待ち客もいて 値段もいい値段であった。 スープがセットになってなかったので頼んでみたが、 これがおいしかった。 家内と娘ふたりからかわりばんこに 「おいしいど?おいしかでしょ?」と ピザのおいしさ度を確認されていたので、 スープははっきり「おいしい!」ということができた。 八千代座は初めて中に入った。 周りの赤提灯の列が 台湾の 九份を思わせるような別世界に誘ってくれている。 およそ700人の収容で 座席がみんな舞台に向かって斜めに傾斜している。 なので2階は注意して歩かないと はずみで手すりを飛び越えて下に落ちそうになる。 天井には色鮮やかに当時の広告が並んでいる。 呉服屋が多い。 回り舞台の取っ手は年季が入って光っていた。 ここに手や肩をあてて回しているのだろう。 舞台にあがってみると観客席が間近に見える。 演じ手も観客の息遣いを肌で感じているだろう。 マイクなしで声が通る距離である。 110年続いてきた劇場である。 職員の方々の応対から山鹿の誇りを感じた。