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フジオ・ゲージ

黒きじ猫事件のあと、外でフジオを飼うと 他ののら猫が集まってくるというので 昼は外に出し夜は事務所内に入れることにした。 ホームセンターで 80 センチ× 40 センチ、高さ 40 センチのゲージ、  それに猫用トイレとフカフカベッドを買い、 昼間は倉庫に置き、退社するとき室内に取り入れて フジオを入れる。 このやり方で、もう一週間になる。 朝、出社するとゲージの中から フジオが「えさ!」と叫ぶ。 「わかった。わかった」 といいながら トイレにウンチしてないかのチェックから始まり 餌やり、ウンチの始末、散らばったトイレ砂の掃除、 ゲージの倉庫への収納まで 15 分から 20 分、 これにフジオを抱き上げてのスキンシップまで入れたら 貴重な朝の時間がどんどん吸い取られていく。 女子スタッフが「フジオは所長が好きなんだ」と言ったが、 早朝、誰もいない事務所で老眼鏡をかけ猫のウンチを割り箸で  つまみだしている男の姿をフジオは分かっているのだろうか。

どうなる

突然、黒きじの子猫があらわれた。    フジオにえさをやっているとき、その匂いを察知したのだろう、 小さな声でニャーと鳴きながらやってきた。   「まずい!」と思いながら、つい抱き上げてしまった。 ふかふかのまるっこい体で抱かれたまま満足そうにのどを鳴らす。   「やはり 2 匹はまずい」。   地面におくと悠然とえさ皿に向かって行き、フジオの横から何のためらいもなく頭をつっこみ食べだした。   フジオは「なんだこいつ。ファー」と怒ったが子猫はまったく動じない。 とうとうフジオの方が食べるのをやめてえさ皿から逃げ出した。「お前のえさ皿だろう」と子猫の横に 2.3 度おいてもだめだった。   おまけに食べ終わった子猫はちゃっかりフジオのねぐらに入り込み毛繕いをしているではないか。   ちょうど居合わせた女性スタッフが 「そうなんですよ。外でえさをやると野良猫が集まってくるんです。前の猫を追い出して自分が居座ることもあるんですよ。わかりました。とりあえず私がこの子、獣医さんに診てもらって何とか考えてみます」   えっ!ホント?助かった。   彼女の頭の上に輝くワッカが見えた。

社会保障費

博多で社会保険についてのセミナーがあるというので参加した。 かなり悲観的で政府管掌の厚生年金、中退共や小規模企業共 済等はいつかは破綻するという主旨であったが、分かってはいる が何かしら手だてがあるだろうと財務省 HP で平成 25 年度予算案 補足資料をみると年金や医療費等の社会保償給付額は H24 年 度で 110 兆円、その財源は私達や企業負担の保険料収入が 60 兆 円差引 50 兆円を国と地方で負担している。そして毎年1兆円の支 出増が見込まれているとある。つまり 50 兆円が1年間の赤字なの だ。そしてその赤字が来年度は 51 兆円、再来年は 52 兆円と増え 続けていく。丁度、国の一般会計の支出が 100 兆円で税収が 50 兆円、差引の赤字が 50 兆円だというのに符合する。直接関連す るのではないが巡り巡って社会保障費の赤字が国の赤字とも言 える。そしてそれを負担する働き手が少子化で減少し給付を受け る老人が増えていく。ちょっと待てよアベノミクス、どう考えればい いの?説明しなくていいの?

日本シリーズ

楽天が初優勝を飾った。「東北復興」と「マー君」が2つのテーマ の ような気がして心情的に楽天を応援していた。 しかし星野監督の胴上げの後、当然マー君が胴上げされるものと 思っていたが選手たちは申し合わせてあったのか、それはなかっ た。「彼は日本で投げるのはこれが最後になるのかもしれない」 インタビューで星野監督が言っている。だったらなおさらマー君の 胴上げを見たかった。優勝を喜ぶ奥さんの里田まいさんが画面 に映った。エンジ色のレインコートのフードの奥に見覚えのある 彼女の歓喜する顔が見えた。「おばかキャラ」で売り出した彼女は マー君のためにアスリートフードマイスターという選手向けの食事 資格を取っている。「おばか」なんてとんでもない。結婚してから のマー君は公式試合 30 連勝と言うありえない新記録を立てた。 そして今は彼のメジャー挑戦のため英会話を習っているとのこと である。内助の功ってすごいね・・・そういえば朝ドラの「ごちそうさ ん」もそんな展開になりそう。