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大輔散歩

  朝 6 時、家内がペキニーズの大輔を散歩に連れて行った。 「いとちゃんの見送りよろしく」と言うので外に出て車を誘導し早番の次女の出勤を見送った。 なんとなく手持ぶさたなのでサンダル履きのまま家内の後を追った。 犬の散歩と言っても町内の 1 ブロックで 15 分くらいのオシッコとウンチの用足し散歩なので、 角を曲がると誰もいない路地の 30 メートルばかり先に、帰ってくる家内と大輔が見えた。 気づいた家内が 「ホラ、お父さんよ。行ってごらん」と言う感じでこっちを指差して大輔を放した。 「行っていいと?」と家内を見上げた後、 ふかふかの毛をひるがえして白い小さい固まりが一目散に走ってくる。 しゃがんでいる足の間に飛び込んできた大輔の全身を撫でくり回して 「大輔、大好き大好きよ」と歌うように言う。 「大ちゃん、かっこいい。初めてなんじゃない。こんなに走ったの!」 と家内が目を輝かせて言う。ま、早朝の老夫婦の会話・・・こんなもんか。

春分の日

春分の日は、確定申告も済み、懸案の税務調査も前日に落着して、 久しぶりに心なごやか「なんにもない日」となった。 なので午前中は家内とグランメッセでやっていた「うまいもの博」に行き 特製とんこつラーメンを食べ、 午後は草場ナーセリーズで事務所用の花を買い、 夕方は光の森トーホーシネマで「ヒューゴの不思議な発明」を見た。 盛り沢山な日程だったが 「ヒューゴ~」がアカデミー5部門で受賞していたので 期待して見に行ったのだが 確かに映像は3 D で綺麗ではあったけどストーリーは感動したとは言えなかった。 だいいち、題名では「ヒューゴの不思議な発明」とあるがヒューゴは何も発明していない。 修理しただけである。 登場人物は何人もいてそれぞれエピソードはあるが個性に情感が薄く物語を織りなしていく流れがない。 ちょうど中途半端な絵本を見ているような、すごくもったいない気がした。

大震災第一報

ニコニコ動画に東日本大震災の昨年 3 月 11 日NHKの第一報が配信されていた。 この日の国会中継途中にテロップが 「午後 2 時 46 分ごろ東北地方で地震がありました」と流れ、 まもなく国会にも揺れが始まった。 とたん、画面が報道センターに切り替わって宮城北部震度7、宮城中部震度 6 強、とテロップがあり、 続いて気仙沼からの中継画面に切り替わり、 津波が 3 ~ 6 m予想されるので絶対に海岸付近に近寄らないでくださいとアナウンスされている。 画面の気仙沼はまだ静かで船が行き来している。 あんな大災害に発展するなど思いもよらない。 おそらくあの船も被災したであろう。 この第一報から刻々と状況が変わり運命が書き換えられて行く。 そう思うとこの世の仕組みの不合理さ不可思議さに言葉を失ってしまう。

橋下徹大阪市長

最近、夕食後 8 時過ぎ頃から眠くて眠くてバタンキュウで布団に入っていたが、 土曜日、目をこすり個人の出納帳をパソコンで入力しながら BGMがわりに YOUTUBE (ユーチューブ)を開いたら 偶然、田原総一郎の「朝まで生テレビ・激論大阪市長~!」が出てきた。 1月に放映されたものだが、ついつい見入って3時間、 頭がさえて最後まで見てしまった。 反対論者6人を相手にたった一人の橋本市長の弁論のさわやかなこと。 それぞれの分野の第一人者達の反対意見に対し、 懇切丁寧に、 かつ私みたいな素人にさえ、なるほどと解るように話してくれた。 それに反して当の6人の国会議員や専門家達の歯切れの悪いこと、 何を言いたいのかさっぱり解らない。 共産党の赤旗新聞では、この番組で橋下市長の独裁体質が暴露された と別のサイトに紹介されていたが、 こう書くことで残念ながら逆に共産党の体質が見える。 ・・・橋下市長、体こわさないでね。それと、危ないと思ったらすぐ逃げてね。