投稿

8月, 2017の投稿を表示しています

スフィーとたぬこ

イメージ
  事務所に2匹の猫が訪ねてくるようになった。 黄色のキジ猫が エジプト風のエキゾチックな 顔をしているので 「スフィ」と家内が名付け、 黒キジの方は狸に似ているから 「たぬこ」と言納が名付けた。 「 たぬこ」はメスでどうやら 「スフィ」の母親ではないか というのが我が家の統一見解である。 「たぬこ」のお腹がたれていて 出産経験があるとの家内の意見でそうなった。 7月 31 日の小稿で紹介した 猫が「スフィ」であるが 「たぬこ」と並んでいるのを 見るとまったく子猫である。 ただ2匹とも片方の耳が 不規則にかじられて痛々しい。 避妊手術したマークにしては ギザギザなので一度捕獲して 獣医さんに診て貰おうと思っている。

湯島・猫島

イメージ
熊日の夕刊に連載されていた 天草湯島の記事に誘われて 15 日家族で出かけてみた。 朝から大雨警報が発令され 高速が御船から通行止めとなっていたので、 湯島へ行く江樋戸(エビト)港の 連絡船に電話してみると 小雨で波も静かなので 今のところ出航するとの事であった。 とにかく行けるところまで行こうと出発した。 家族で行こうと意見が一致したのは久しぶりで、 子供達が小さかった頃を想い出して嬉しかった。 船は 30 分で湯島に着いた。                            着くとすぐ猫たちがいた。 怖れもせず餌をやると寄ってくる。 子猫を抱き上げると嫌がりもせずじっとしている。                            群れのポイントがあるらしく ポイントごとに猫が集まってくる。 餌をやりながら気が付いたが 病んでいる子たちが多い。 目ヤニがでていたり片目がなかったり、 毛並みがパサパサだったり、 ほとんどの猫がやせていた。 なかには耳に釣り針が刺さったままの猫もいた。 漁師町なので手が届かないのだろうが 帰るときは癒されるより 痛々しい気持になってしまった。

観音菩薩

イメージ
  先日、相談に来られたお客様が                                           駐車場に立っている 聖観音菩薩様の 石碑に書いてある文章の意味を尋ねられた。 「未だ至らざるを青春と言い 青春を菩薩という ・・・青春菩薩」 平成2年、事務所を建てるときに 植木町の石材屋さんから菩薩像を買って、 その銘をつけるつもりで石碑に刻んで貰った。 中国五行思想によれば 季節を青/春、朱/夏、 白/秋、玄/冬と色付けした。 方向も四色でわけて 相撲の土俵の房の色もそうなっている。 春はこれから始まるという意味で 青春時代などと若々しく希望一杯だが 危なっかしい未熟な時代として                                                     青で位置づけられる。 方向でいうと日が昇り 一日が始まる東は青である。 一方、 天台宗の十界論では 人間の境地を十に分けて、 仏界を円満な悟りを得た最高境地とし、 最低の境地を地獄として 餓鬼、畜生、修羅、人、天の 六界とあがっていき、 通常の人間はこの六界を輪廻する。 いわゆる六道輪廻である。 その上に声聞、 縁覚の二乗という聖者格があって、 その上が菩薩であり仏の一つ下である。 しかしこの菩薩は上求菩提下化衆生 (自分も仏になろうと求め修行 しながらも共に大衆を仏に導こうとする)を 役目としているので仏母ともよばれる。 私の思う輪廻転生説はまさに この菩