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ドライブレコーダーとワンペタルブレーキ

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3連休の中日、 ガソリンを入れようと行きつけのスタンドへ行く途中、 路地を曲がって前方を走っていた軽自動車が右へ寄ったので そのまま直進しようとしたら突然左へ向きを変えて寄ってきた。 思わず急ブレーキをかけたが 軽自動車の左端が寄ってきて 間に合わないと覚悟したが 先方も気づいてあわやというところで止まった。 中から出てきたのは同世代のおばあちゃんで 手を合わせて「ごめんなさい」という仕草をした。 道路右の駐車場にバックで入ろうとして 後続車を確認せず左に切ったのだ。 新品に変えたばかり のドライブレコーダーを見てみると まさにそのことがはっきりわかる。 家族 にもちょっと得意になってみて貰っ た。 キュッと止まって活躍したのは 以前の車から設置しているワンペダ ル式のブレーキである。 アクセルが 右横に足の甲をずらして作動させ、 ブレーキは一つだけのペダルでとにかく踏めば止まる というワンペダルである。 よく聞くアクセルとブレーキの踏み間違いがなく、 とにかく踏めば止まってくれるという、 あわてんぼうの私にはうってつけのブレーキである。 なので今回も安心して思いっきりブレーキを踏んだ。

栄吉行方不明

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栄吉が1週間ほど帰ってこない。 実は、その数日前から彼の口の周りがただれ、 怪我をしているのかネグラから出てこなかった。 餌も食べないしチャオチュールもなめてくれない。 異臭がひどく、 まさか追い出して掃除するわけにもいかない。 獣医さんに来て貰おうかと思った日の早朝、 懐中電灯を照らしてネグラをのぞいたら 目を開けたまま動かない。 フジ夫の最後の時を思いだした。 フジ夫は猫白血病だった。 彼も朝方、応接室の片隅でニャアと一声鳴いて死んだ。 彼のときとおなじ24時間営業のペット霊園に連絡をして 10時の予約をとった。 家内と娘の言納に電話して霊園に行って貰うことにした。 準備のため、 ネグラから移そうとのぞいてみたら なんと彼の寝ている位置が違う。まだ生きていたのだ。 俺らしいよねと断りの電話をして戻ってみたら ネグラはから っぽ、それ以来彼は帰っ てくれていない。 体にさ わらしてもくれなかった が、 栄吉との交流は確か にあった。 足と鼻が白く カッコよかったが、 頭を なぜようとしても気配がすると逃げていって、 とうと う首輪もつけられなかった。

熊本市民劇場

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週末は仕事三昧だったが 日曜の夕方は県立劇場で劇団NLTの「毒薬と老嬢」を観た。 舞台劇を見ることはほとんどなかったのだが 友人のY税理士から勧められて入会したサークル 「熊本市民劇場」での初めての参加であった。 パンフレットによれば 1941年ブロ-ドウェイ初演のスリラーコメディで 77年前の作品ということになる。 会費は月2600円で年間6回観劇できるのは 熊本のような地方ではありがたい。 たまの上京でチケットを取ろうとしても いつも売り切れである。 ただ私は元自衛官の職業病ともいえる聴覚が 悪く 速いセリフは聴き取れ ない。 今回も劇が始まって しばらくは追いつけず まわ りの観客が声を上げて笑っ ていても意味が分からず 不 安だったが中盤から流れが 分かって 楽しむことができ た。 次の1月公演竹下景子 が楽しみである。

日常塾

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25日午後、 元県立劇場館長の鈴木健二先生が来熊されて パレア9階で半日の日常塾を開講された。 満89歳だが90歳だと言われる。 それは太平洋戦争で 未だに遺骨が帰っていない 120万人の戦没者を忘れないために 当時の年齢の数え方で言っているんだと話された。 杖は使われていたが 言葉には覇気があり記憶力も衰えがなく 人名もスラスラと留まることもなく話された。 「あなたの人生で一番輝いたとき」というテーマで 塾生の意見を引き出していかれた。 私も指名されたが、 転職を10回以上繰り返して やっと40歳で税理士試験に合格したことを話した。 「初めて聞いたな」と鈴木先生はおっしゃってくれた。 出席者は50名だったが 和やかで笑い声が行き交った講義であった。 私の部屋の壁に先生の揮毫で 「生きて生きて生き抜く」という色紙を掛けている。

未充足ニーズゼミナール

先月から始まった 「未充足ニーズ」ゼミが快調である。 宮崎から橋口善次先生をお呼びしてのマーケティングゼミである。 当事務所で12名ほどが集まって 土曜と日曜の月2回各5時間ずつのゼミで、 当事務所からは私と娘の言納が参加している。 1回目は基本理論の説明があり2回目の今月から早速、 1社ずつ参加企業の商品コンセプト作成が始まった。 2チームに分かれての作業で 最初のターゲット企業はフジ経理センターと 地場企業のサプリメント会社に決まった。 サプリ会社からは開発担当の3人の若い博士と 役員の方が参加されている。 「未充足ニーズ」とは 消費者が未だ充たされていないニーズを探し出し 商品化していくというもので ターンオーバーという過程では 文字通り常識をひっくり返す発想を求められる。 チーム から飛び交う奇想天外の 構想に目を白黒させなが ら 橋口先生の大丈夫だか らの励ましの声に なんと か支えてもらいながらの ゼミであった。 次回のコンセプト作成が 不安であるが楽しみでも ある。

たぬこと栄吉

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朝、駐車場に車を着けても「たぬこ」が来ていない。 「えっ!どうかしたのか」と不吉な予感が走る。 毎日欠かさず「おそい!」と言って走ってくるのに、 ある時は空調機の室外機の上からボテッと降りてきたり、 如来様の横からススッと走ってきたり、 止まるべきスペースでじっと待っていたりするのが、 今日はまったく静かで誰もいない。 よもやと思いつつ ツツジの植え込みの中に作ってあるネグラの中を おそるおそる覗きこんだとたん、 脱兎のごとく飛び出したのが「栄吉」であった。 「しまった栄吉にネグラをのっとられたか」 と思った瞬間「にゃあ!」と奥から「たぬこ」が顔を出した。 なんと狭いだろうにネグラの中で一緒に寝ていたのだ。 たしかに仲が良いと言えばけんかもせず 一緒にご飯を食べるしひなたぼっこもする。 どういう関係かは分からぬが雄と雌なので一応、 栄吉はたぬこの彼氏と言うことになっている。 なので触らしてもくれないが栄吉にも 「どうぞ」といって餌をやっているし 時にはチャオチュール もサービスしている。

「僕とシッポと神楽坂」

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昨日の日曜日「僕とシッポと神楽坂」は ちょっと切なくて途中で見るのをやめてしまった。 心臓腫瘍のゴールデンレトリバーの犬が 坂の上動物病院に運ばれて来たのだが 他の病院では手術が難しく受け入れてくれず 高円寺(相葉)先生は可能性がある限り手術を引き受ける と言って飼い主の中年女性を勇気づけた。 その付近でストーリー展開が予想され、 これは一悶着あって続けて見ると疲れるなと思い GYAOの別の映画にした。 月曜日の今日お昼の弁当時間で そういえば途中だったよねと思いだして続きを見た。 食べながら見ていたらなぜか涙が出てきた。 自分はなんと安上がり感性だと思いつつ、 どうせただで感激できるのだからと 嗚咽をこらえながら弁当を食べた。 案の定、手術は成功するが術後の経過が悪く犬は死亡する。 するとSNSに坂の上動物病院への非難が炎上し 周りの住民達との関係もぎくしゃくし出す。 そしてその女性も失踪してしてしまう。 その知らせを女性の息子から聞いた 高円寺先生以下スタッフ達は町中を探し、 ついに女性を捜し出す。 高円寺先生の動物に対する思いが女性や息子に伝わり、 SNSに仕掛けた張本人は自分だとその息子が名乗って 一件落着する。 その高円寺先生の「虹のふもとで動物たちは待っています」 というせりふが何度聞いてもぐっと来てしまうのが 前期高齢者の安上がり感性なのだ。

大輔の誕生日

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大輔が12歳になった。先週の25日である。 メールで「今日大輔の誕生日」としらせてくれたが 残念ながらお誕生日会には間に合わなかった。 普段のドッグフードとは違ったにんじんだのほうれん草だの 鶏のささみだのと豪華なバースデイメニューであったそうな。 頭に王様のクラウンをつけて貰って みんなはカワイイとハシャイダようだが 本人は嬉しくも何ともない表情である。 小型犬の12歳は人間でいうと64歳だそうで 相応のじいさまなのだ。 パグの「かしき」がそのくらいの時に 子犬の大輔を買ってきたと思ったが、 これは家内のためもあって「かしき」が死んだとき、 彼女のペットロスを考えてのことであった。 現実に「かしき」が17歳で死んだとき 1年ほど家内はうつ状態が続き、 人から「かしき君は?」と聞かれて も死んだとは言えなかった。 しかし「かしき」と違って 大輔 がほかの犬を素直に受け入れ てくれるかがおおきな疑問で ある。 おれがこの家で一番カ ワイイのだと信じて疑ってい ない犬である。 それ相当の覚悟がいる。

マイ・シッポ・なう

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「僕とシッポと神楽坂」と言うドラマが始まった。 嵐の相葉君が 主役の獣医さんをやっていると言うことだけは知っているが まだ見ていない。 見るとすれば無料動画Gyaoで お昼のお弁当を食べながら見るだろう。 我が住みかと職場にも3匹のシッポが住み着いている。 自宅には犬の大輔、 事務所にはネコのたぬこと栄吉、である。 ネコの方は住み着いていると言うよりも 朝晩のご飯を食べに来る本業野良猫である。 ネグラを作っているのだが、そこには今は寝てくれない。 夏場は暑かったから外の方が快適と思っていて 寒くなったら又利用するようになるかもしれない。 栄吉は生粋の野良で チャオチュールをやるときだけ指先まで近寄ってくれるが 触らしてくれたことはない。 しかし爪研ぎだけは 入るときと出ていくときに 段ボール製の爪研ぎ用器でガッキガッキやっている。 自宅の犬の大輔はまだ腰が完全ではなくリハビリ中であり、 腰には特性の布ベルトをつけられて 上から引き上げられながら散歩にでている。 それでも室内ではよたよた何とか自分で歩けるようになっている。 どのシッポも毎日、 おはよう、ただいまの相手になってくれている・・・と思っている。

「散り椿」

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久しぶりに映画館で映画を見た。 これは見なきゃと思っていた映画でネットで 調べたら 視聴者評判が ☆三つだったのでいさ さかひるんだが せっか くの三連休の最後の日 なので光の森ゆめタウ ンに行った。 岡田准一の「散り椿」である。 散り椿は、 普通の椿のようにボトッと花ごと落ちるのではなくて 桜の様に一枚一枚散っていくのでその名がついたようだ。 葉室麟の扇野藩シリーズの小説「散り椿」の映画化であるが 予告編での岡田准一と西島秀俊の立会が斬新 で 「るろうに剣心」の佐藤健の殺陣と同様 「オッ」と言ってしまった。 チケットを買うのに手間取って真っ暗な館内のまんなか、 お気に入りのシートにすべりこんだかと思いきや 隣のペア客が二人でカサコソポップコーンを食べて 本人達も気にしているのだろう、 出来るだけ音を立てないように食べているのはわかるが どんなに小さくてもカサコソは耳障りなのだ。 しかも映画館自体が「見ながら食べて」 と言って売っているのだから、たまったもんじゃない。 我慢に限界がきて違う席に移ったが そこはハジッコすぎて画面が斜めに見えるので もう一度前列に移って画面を見上げるような格好になったが あきらめた。 物語の前半、 新兵衛だの采女だの篠だの源乃進だの 会話の中に名前があふれて 誰が誰やらまとめるのに苦労したが 次第に物語が分かってきた。 ☆4つあげたいところだが3つ半。 確かに 殺陣は斬新! 武士には命を超えるものがあると言いたかったのか、 もう一つ感動したかった。