山鹿 ピザと八千代座

何の気なしに外出したくなって




「阿蘇大橋を見に行かないか?」と家内を誘ったが




「混む所へは行きたくない」とつれない返事が返ってきた。




昼近くになって




「山鹿にピザ食べに行く?」とラインが入った。




気の毒に思った三女が提案したのだろう。




彼女の軽自動車で家内とで3人で出かけた。




ピザ屋は地元でも有名らしく待ち客もいて




値段もいい値段であった。




スープがセットになってなかったので頼んでみたが、




これがおいしかった。




家内と娘ふたりからかわりばんこに




「おいしいど?おいしかでしょ?」と




ピザのおいしさ度を確認されていたので、




スープははっきり「おいしい!」ということができた。




八千代座は初めて中に入った。




周りの赤提灯の列が




台湾の九份を思わせるような別世界に誘ってくれている。











およそ700人の収容で




座席がみんな舞台に向かって斜めに傾斜している。




なので2階は注意して歩かないと




はずみで手すりを飛び越えて下に落ちそうになる。




天井には色鮮やかに当時の広告が並んでいる。




呉服屋が多い。




回り舞台の取っ手は年季が入って光っていた。




ここに手や肩をあてて回しているのだろう。




舞台にあがってみると観客席が間近に見える。




演じ手も観客の息遣いを肌で感じているだろう。




マイクなしで声が通る距離である。




110年続いてきた劇場である。




職員の方々の応対から山鹿の誇りを感じた。


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