ちょっと怖くなるぞ日本

 


先週16日、参議院予算委員会で



自民党の三原じゅん子議員が



「八紘一宇は日本が建国以来、



                     大切にしていた価値観である」



という発言をした。




グローバル企業の租税回避を



この思想を持つ日本が中心となって



対処すべきだとして、



麻生財務大臣にこれをどう思うかと



質したのである。



麻生大臣といえば一昨年



「憲法も知らぬうちに変えていった



                           ナチスの手口を学んだらどうか」



と言って物議を醸した人物である。




さすがにこれには良いも悪いも言わず



「戦後生まれのあなたが



                             この言葉を知っていることに驚いた」



と答えて終わったが、外部からは



長老たちが三原議員に言わせてみたという意見もあった。




今、集団的自衛権が問題になっている。



安倍総理は石油輸送などで経済的障害が



生じても海外出兵が可能であるとしている。



これは第2次世界大戦に突入した、



当時の日本の開戦理由と全く同じ状況を言っている。




まさにアメリカ、イギリス、オランダからの



石油供給停止を日本存続の生命線とし、



自衛のために開戦するという主張で300万人もの



国民の犠牲を出して終わった戦争を、



やむを得ない戦争であり今後もあり得ると、



きっぱりと言っているのに他ならない。



そのことを無条件で断じて禁止したのが



憲法9条の「国権の発動たる戦争と、



武力による威嚇又は武力の行使は、



国際紛争の解決手段としては永久にこれを放棄する」



ではなかったのか。



ここまで国のトップに言わせて



反対政党もなにもできないという日本はちょっと怖くなるぞ。



あと5年もすると戦争当事者もいなくなるしね。



だけど外で戦争できないと国じゃないのかね。









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