出退社の仕事

毎朝、毎夕、出勤、退社の仕事が増えた。 最初は専用のお皿を用意しようとしたが ご近所から苦情が出 るといけないから 何気ないチラシの上に キャットフードをのせている。 黒木君は元気である。 最近は茶キジの猫もよってくる。 これは三女のことのが「まさお」と名前をつけた。 ことのは触ったらしいが、 私にはまだ触らせてくれない。 黒木君でもだっこはさせてくれるが、 スリスリはしてくれない。 ネコ吸いをしようとするとつっぱって嫌がり、 しかも口臭がつよい。 チッチの方がはるかにましである。 道ばたに車を止め、 こそこそあたりを気にしながら キャットフードを置いていく 古希のじいさん、なんなんだろ。