軍歌

週末での仕事は 嫌でしょうがないので 軍歌を流しながらやっている。 そうすると不思議と仕事が進む。 最近気に入っているのは蒙古放浪歌である。 2番の 「波の彼方の蒙古の砂漠 男多恨の身の捨て処 胸に秘めたる大願あれば 生きて帰らん望みはもたぬ」 と言う歌詞がなんとも切なく 当時の青年たちの想いが 理解できる気がする。 国のために家族のために 自分の命を犠牲にして尽くすという 「生きる本分」を持つことの 男の浪漫は哀しいが感動する。 ただ「戦艦大和の最後」で、 「この水上特攻は犬死だ」 という若手士官たちの議論に 臼淵巌大尉が諭した 「進歩のない者は決して勝たない。 負けて目覚める。 俺たちはその先導になるのだ。 日本の新生に先駆けて散る。 まさに本望じゃないか」 と言う言葉に対し、 果たして新生日本の私達は ...