コロナ禍での確定申告

 



確定申告が真っ最中である。




ただ今年はコロナ禍で税務署での三蜜を考慮して




申告期限が一ヶ月延びて4月15日となっている。




所内の意識では一応例年通りのスケジュールでめてはいるが、




やはり資料の集まりが遅れている場合もあるので




無理をしないことにしている。




だけどスタッフの提出する申告書が未チェック用の箱に




毎朝、山積みになっているのを見ると




ため息をつきたくなる。




正誤をチェックして初めて申告できるので




スタッフは待っている。




ただ、最近の申告様式は複雑さが増して




改正税法が細やかに変わっていくので、




限られた時間内で正確にやるとすれば、




おそらく手計算では不可能だ。




専用ソフトがあるから自動計算で税額が算出されるが、




それにしても毎年複雑になっている。









片方では増税するために




給与所得控除や公的年金控除を少なくしておいて、




その反面、基礎控除を増やす。




だけど給与所得と公的年金所得両方ある人は




不公平だから一定額の控除額を増やす。




これは一例であって消費税の時も軽減税率を設定して




複雑になった。




税制を改正する方は慎重に考えておられると思うが




税額を計算する側は年々複雑になって




頭の切り替えが大変である。




なので今年も未チェックの申告書を見ると




うんざりしてくるのである。






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