モカはちお なう

はちおは毎日ではないが、 不定期に 顔を出してくれるようになった。 40 本入りのチュールを買って、 いつ来 ても大丈夫のように準備しているが、 先日は一度に4本サービスしてしま った。 カリカリにしてもチュールにしても食べたら、 すぐに帰ろうとするので、 できるだけ滞在時間を長くするため チャオチュールで引き留めるのである。 誰かが、それ薬漬けじゃない?といったが、 どう言われようと、 私の精神安定資源の確保と 弊社の広報部長の座を確保しなければならないのだ。 思えばタヌ子は毎朝、 今の時期であれば薄暗い中、 室外機からボテッと降りてきて ニャアと鳴いて近寄ってくれていた。 あの感覚が忘れられない。 だから毎日、土日なく出社せざるを得なかったのだ。 はちおには我社のネグラがない。 なんせ、よそ様の飼い猫である。 つゆ知らず去勢手術をしてしまった。 真の飼い主はサクラ耳を見ていかに思われただろうか。 もしかして、この子の子猫を期待してたやもしれない 。 だってイケメンだもん。 ここのお屋敷には多数のねこが床の下で飼われていると 、 お隣から聞かされているし現に、 はちおの後をつけてお屋敷の床の下に 入っていくのを確認した。胸キュンである。 そこはあたたかいネグラなのか。 この想いは当分続いていくのであろうと思う。