大輔 なう

 




ペキニーズの大輔は獣医師によると




奇跡的に症状が安定しているとのことである。




週に2,3回の点滴を受け,




体内の膿を吸い出して洗浄をして貰っている




居間の隅っこでほとんど寝ているが




オシッコしたいとき夜中でも吠えるので




家内は大輔の横で寝ている。




雨が降っていても外でしたがるので、




そんなときはホントに大変だと思うが、




もう一年になるだろうか




家内は眠い眠いといいながらも一人でやってくれている。




その甲斐あって立ち上がることもできなかったものが




よちよちではあるが歩けるように回復した。




短時間なら散歩もできるようになった。




獣医師も驚いているそうだ。








16才なら人間でいえば80才らしい。




食べるものもいろんなものを用意して




少しづつ口元にあてがっている。




これを食べた、あれはどうだと




苦心しながら食べさせている。




家内には頭が下がる




僕の時はどんなかな」




などといおうもんなら




雷が落ちるのはわかりきっているから黙ってみている。





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