大輔散歩
早朝、ペキニーズの大輔と散歩するときはウィンドブレーカーを着るようになった。朝晩が寒くなった。
うんちを取るために日経新聞の雨よけの薄いビニール袋を貯めているがこの袋を手袋状にしてうんちを取る。
ごく薄いのでうんちの感触がもろに伝わる。最近ごろっとして、温かい。
このかんじは嫌いではない。
ペキニーズは小型犬なので運動はそんなにさせなくても良いけど排便だけはさせないといけないから、
これが散歩の目的となる。
後ろから見ていると道路の隅をもこもこ歩いているうちにだんだん歩幅が短くなって背中を丸めてくる。
歩が止まってふかふかのしっぽがさがると排便が始まる。
しばらくしてまた歩き出すとうんちがアスファルトに置かれてある。
不思議なことにしっぽは汚れていない。
ただ雨の日はぽろぽろになり砕けてしまうので早く取らないといけない。
こんな具合に寒い日も暑い日も、晴れの日も雨の日も、1日2回、朝と夕と大輔散歩は続くのである。
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