大輔なう
土曜日の25日は
大輔の8回目の誕生日だった。
人間で言えば48歳だという。
中年男の体脂肪のニオイがしそうだが
大輔のフカフカ毛はなんとも言えない
泥臭いが遠く懐かしい匂いがする。
次女が足の裏の肉球は
チョコレートの匂いがすると言うが、どうだろう。
鼻とほほは抱っこしてスリスリすると
ぷーんと茗荷の匂いがする。
8年前、上通りのペットショップ「ワン」で
檻の中に入れられている
真っ白なまるまるした子犬に
「だいすけ!」
と呼んだら、クルリと振り向いて小さな尻尾を
「ぴぴっ」と振った。
これで運命が決まった。
すぐさま前金1万円を支払い、家に帰って
『あのこの名前は「大輔」そして前金の1万円は
「鼻と口とほっぺの三角地帯」に
充当しお父さんの領地とする』と宣言した。
最終決定権者としての権限を
フルに生かした宣言だった。
画像はお祝いのご馳走を前に、
シャメルを撮るため家内から
「待て」をさせられている大輔。
普段はドッグフードだが今夜は野菜と鶏のささみ。
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